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2010.03.27 (Sat)

The Sax Vol.40(2010年5月号)

The Sax Vol.40(2010年5月号)が発売になっています。

The SAX ( ザ・サックス ) 2010年 05月号 [雑誌]The SAX ( ザ・サックス ) 2010年 05月号 [雑誌]

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 EWI関連は、連載の宮崎隆睦氏が講師のEWI 特集「MEETS EWI!」がひきつづき掲載。もう10回目なんですね!
内容的には、昨年末宮崎氏の東京タワーライブで使われた「ヴォコーダーEWI」のセッティングについて1ページ。

使用ヴォコーダーは
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だそうです。

 それからEWIの基礎練習アイデアの譜面が2ページ。基礎練習にEWIのホールド機能を活用するというのはEWIならではのアイデアですね。すばらしいなぁ。
なお基礎練習の譜例に似たかんじの既存のエチュードとして紹介されていたのはコチラ
 またもう1ページ、昨年末パルテノン多摩で行われたクラシックサックスの「サクソフォーンファスティバル」でのEWI試奏コーナーのレポートが載ってました。

 その他の記事で私的には、これは通向け、なディック・オーツのロングインタビューが載っていて勉強になったので今号はしっかり買いました(笑)

その他詳細はザ・サックス公式サイト↓をどうぞ。
http://www.alsoj.com/SHOP/S40.html

・・ちょっと今日は人のフンドシでエントリーを書きすぎでしょうかすいませんでした。

タグ : EWI雑誌宮崎隆睦

17:19  |  この記事のみ表示  |  Windsynth  |  TB(0)  |  Comment(1)  |  Top↑

2010.03.14 (Sun)

EWIUSB / Arturia BRASS 2.0 バンドル版発売

先のエントリのコメントでHitoさんからも情報いただきましたが
EWI USBにArturia社のソフトシンセ「BRASS 2.0」をバンドルしたセットが発売になっています。
先の冬のNAMMで発表があったものですね。
NAMM会場でMike PhillipsがEWIUSB+Brass2.0を吹いている動画もありますね。
http://www.youtube.com/watch?v=FHsqTK4H9lo

BRASS2.0はトランペット、トロンボーン、サックスの物理モデリングによるソフトシンセです。

詳細は日本語だとこちらがまとまっています。
http://www.barks.jp/gakki/news/?id=1000059164

本家サイトは
http://www.arturia.com/evolution/en/products/brass/brass-2.0.html
デモ演奏は
http://www.arturia.com/evolution/en/products/brass/media#audio
これを聞く限り、確かにEWIUSB付属のARIAのトランペット、トロンボーン、サックスよりは生に近い、というか、可能な表現の幅が広そうですね。ARIAで物足りない人には良い選択肢だと思います。でもARIAで上手く吹けない人がBRASSなら急に上手くなるかというとそうでもなさそうかなあ。
価格的にはだいたいEWIUSBが単体で39800くらい、BRASS2.0が単体で30000弱、バンドル版は50000くらいですから確かに別々で買うよりかなりお得です。僕だったらEWIUSB持ってなかったらエイヤ!でバンドル買っちゃうかなあ。結構迷う選択肢ですね。その微妙さが全世界限定300セットなのか!世界で300人しかいないと想定されたウインドシンセマニアになりたいかたは是非どうぞ!(笑)


価格などチェックは
イシバシウインドパル↓
http://1484.bz/c/116106/

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タグ : EWIUSBソフトウェア

11:07  |  この記事のみ表示  |  Windsynth  |  TB(0)  |  Comment(3)  |  Top↑

2010.03.06 (Sat)

教則本/ザ・ジャズ道・アドリブの極意

 以前のエントリーで紹介しました教則本「ザ・ジャズ道・アドリブの扉」
ですが、記事に対する[拍手]も多く、著者の池田篤さんを崇拝する私としては大変嬉しい限りなのですが、先日1年ぶりにその続編が刊行されました。当然買いましたよ!!!

アルトサックス ザジャズ道 CD付 アドリブの極意アルトサックス ザジャズ道 CD付 アドリブの極意
池田 篤

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収録曲などは出版社サイト参照
http://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTW01085130


前作「扉」の次はいきなり「極意」ですよ!太っ腹ですね(?)

基本構成は前作と一緒で、スタンドナンバー全10曲のメロディーとそんなに難しくないアドリブが譜面に書いてあって、その譜面通りのデモ演奏トラックと伴奏のみのトラックが収録されているというものです。アルト用、テナー用は池田さんの吹奏、トランペット用が岡崎好朗さんの吹奏。ピアノトリオ(P石井彰、B上村信、Ds高橋徹)の伴奏も前作同様すばらしいです。

 テナー用、トランペット用はこちら


前作が「楽譜見てメロディーは吹けるけどジャズっぽい吹き方とかアドリブっていったいどこをとっかかりにしたらいいの?」というジャズ入門者対象であればこの続編はもう少しレベルが高くて、「セッションとか、ジャズ用カラオケ教材にあわせて一応ジャズっぽいメロディーは吹けて、なんとなくテキトーにアドリブっぽいこともやってみてるんだけど、もう少しきちんとしたアドリブができるようになるためにはどこから手をつけたらいいの?」という感じの初中級者対象といったところでしょうか。

誤解を恐れずに乱暴に内容を一言でまとめると、「いくつかの基本スケールと分散和音(テトラコード)を覚えて、それをうまく組み合わせればアドリブできるんです」ってことになりまして、
その最低限必要なスケールと分散和音の練習の仕方、実際に曲の中での組み合わせ方、の原則が書いてあります。

スケールとか理論とか言うとそれだけ拒否反応起こす人もいるかもしれませんが、この教則本は全てのスケールとか理論とかは網羅せず、一番実践に必要なところを優先的に切り出して集中的に練習する形になってますので、「アドリブの作り方の第一歩目の原則を身につける」には非常に効率的に役に立つものになってます。

実は、私自身、数年前に十数回(期間にして1年半)ほど池田さんに個人レッスンをしていただいていたことがありまして、10数年ずっと独学でやってきてきちんと先生に習うのは初めてだったこともあり「とにかく初めの一歩から教えてください」とお願いしたのですが、この本の内容はまさにそのレッスンの内容半分くらいにそのまま相当してます。私自身そのレッスンでは毎回、目から鱗が落ちまくった経験がありますので、この本も本当にお薦めデス。

例えば、伴奏なしのサックス1本だけでアドリブしてもその曲がなんだかわかるような演奏(コード進行を感じさせるようなアドリブ)をするときはどうしたら良いか、とか。

これに対するヒントが、教則本第4章に「ハーモニーを感じさせるメロディーの作り方には、ある大原則が存在します」
の一文につづいて、わずか4行、で説明されています。
これ、非常に単純なことですが、他のどのアドリブ教則本でもこういうふうに書いてあるものを読んだことないんですよね。もしかしたらあまりにも当たり前すぎることだからなのかもしれませんが、知ってると知らないでは大違いの重要なことだと思うのですが。



というわけで、オススメですっ!


なお、前作「アドリブの扉」はアルト、テナー、トランペット、トロンボーン、フルート用の5種類が揃っています。

タグ : ジャズサックス教則本

20:58  |  この記事のみ表示  |  ジャズ  |  TB(0)  |  Comment(3)  |  Top↑
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