fc2ブログ

2008.11.28 (Fri)

The Sax Vol.32(2009年1月号)とサックス&ブラス・マガジン Volume.09

EWI関連記事が掲載された雑誌が2つ出ています。

まずはザ・サックスの2009年1月号。
B001KP1I4QThe SAX (ザ・サックス) 2009年 01月号 [雑誌]

アルソ出版 2008-11-25
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


EWI特集「MEETS EWI!」が正式連載3回目です。ひきつづき宮崎隆睦氏が講師で、
今回は”実践編 Pro approach of EWI learning”と題し、全4ページ、EWI未体験だったのにT-SQUAREに入って2週間でEWIをマスターしなければならなかった(マスターした)ご自身の経験および現在も活発にEWIを使いこなしている経験を踏まえ、
・サックス奏者がEWIを始めるときの考え方
・マウスピースのくわえかた
・息の入れ方・逃がし方
・タンギングの入れ方
などについてのアドバイスが載っています。
後半2ページはオリジナルの入門者向けエチュードが譜例付きで載っています。「EWIならではのやりにくい運指」を踏まえた的確なエチュードで、さすがであります。

JWSAや2chのウインドスレでも時々話題になります、息を横から逃がすのか逃がさないかとか、マウスピースは噛むのか噛まないのかとか、どんな練習したらいいの、とかについて、これ以上ない解答が書かれていると思います。
初~上級者までEWI吹きはとにかく必見です。

詳細はザ・サックス公式サイト↓をどうぞ。
http://www.alsoj.com/SHOP/S32.html



2つめは
サックス&ブラスマガジン vol.9

4845616246サックス&ブラス・マガジン (SAX & BRASS Magazine) volume.09(CD付き) (リットーミュージック・ムック)
サックス&ブラス・マガジン編集部

リットーミュージック 2008-11-28
売り上げランキング : 510

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


EWI関連では
・ピストルバルブのcottonが挑戦!ウインドシンセを吹こう
という記事で、EWI4000s初体験レポート(インタビュー)という記事になっています。ま、EWIを知らない人がEWIに興味を持つきっかけにはなっているかな。

あとコートニーパインのインタビューで彼が使っているEW4000sの写真と、EWIについてのコメントが載っていました。
コートニーのEWI4000sですが、外観が金色にカスタマイズされてまして、おそらく、
http://www.egraphicworld.com/1clr_flame_pics.htm (EWI4000s skin)
を使ったんじゃないかと思いますが、これにさらに、ヨダレ止めにラスタカラーのヘアバンド(?)を巻いてありまして、そのコーディネートがいかにもコートニーの雰囲気に合っていてかっこいーなーと思いました。

あとEWIではないですが、
・聴いて納得!電気サックスの魅力
という、テナーの岡淳さんが、e-Sax経由でサックスにエフェクタをかけるのを試した、という記事が載ってました。

サックス&ブラスマガジン公式サイトによるその他内容の紹介は↓
http://www.rittor-music.co.jp/hp/sbm/index.html

タグ : 宮崎隆睦EWI雑誌

21:32  |  この記事のみ表示  |  Windsynth  |  TB(0)  |  Comment(0)  |  Top↑

2008.11.22 (Sat)

EWI USB 展示会情報(終了済)

幕張メッセで開催されていた展示会 Inter BEE 2008でEWI USBが展示されていたようです。
って、21日までの開催でもう終わっちゃってるのね。残念!!!

http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/11/21/interbeesound/

http://musicmaster.jp/specials/archives/2008/11/20-000001.php

http://rm.weblogs.jp/sr/2008/11/alesis-28be.html

http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081125/dal349.htm

素早く予約受付開始したショップの皆さんは、この展示会で実際に吹いて衝撃を受けて取り扱いを決めたのかな?と勝手に推測したりして。
というわけで楽天での取り扱い店舗も増えてます。ちょうどこの週末はポイント5倍!とかのセールをやってるとこもありますよ。
★楽天でEWI USBを探す★


そんなわけで、私もポチッといっちゃいました。(爆)


11/25追記
amazonでも取り扱い始めました


他にも検索するといくつかの店で予約受付中ですね。なんか、EWI4000sのときと比べるとamazonはじめ通販サイトの動きが速いし裾野も広いですね。楽器店系列でなく家電量販系列の動きが目立つと感じるのは私だけでしょうか。


タグ : EWIUSBイベント

00:58  |  この記事のみ表示  |  Windsynth  |  TB(0)  |  Comment(0)  |  Top↑

2008.11.19 (Wed)

EWI USB 日本国内発売正式通知と世界初デモ動画公開

日本AKAIより本日正式アナウンスが出ました

「USB Electronic Wind Instrument "EWI USB"」発売のお知らせ
http://www.akai-pro.jp/pgs/right/right_news.html#20081119

当初年内は無いって話もありましたが正式声明は「12月中旬より発売開始」ですね!すばらしい!
今年のボーナス・お年玉はこれで決まり?

※11/20追記:いくつかの通販サイトでは予約受付が始まってます。
AKAIの告知から数時間をおかずして(おそらく)国内最初に予約受付ページを開設したのは
さすがさすがのイシバシ楽器さん、であります。
絶賛御予約受付中!!【予約受付中】AKAI EWI-USB(イシバシ楽器渋谷店)

価格は今後変動の可能性もあるとのことですが今日の時点で発表されたイシバシ楽器渋谷店の価格は税・送料込39900円。

24時間たった今ではその他いくつかのサイトでも予約開始されています。例えば
★楽天でEWI USBを探す(価格順)★
などどうぞ。(追記ここまで)

ーーーーーーーーーーー
さて続いて、米国ML経由情報、先行発売の米国では早速入手したプロプレーヤーBernie Kenerson氏が
世界初となるEWI USBの動画を公開されています。

Part1 生楽器系音色(木管・金管・弦楽器・シロホン系)
http://www.youtube.com/watch?v=ZTDiXhG0T8I

Part2 シンセ系音色デモ
http://www.youtube.com/watch?v=pI2a1xG8QTo

どちらもパソコンはiMacで、EWIUSB付属ソフトARIAの音色です。

真の出音はYoutubeですからわからないですけど、私的には全然問題ない!印象なんですが皆さんは如何でしょうか。

機能的特徴が出ているところと言えば、
EWIUSBは割とMIDIのコントロールチェンジの割り付けの自由度が高いのが特徴ですが、たとえば(あまり使う頻度の少ないであろう)ベンドアッププレートにサスティンのON/OFFを割り付けてやると、ピアノのサスティンペダルを使う感じで簡単に和音を挟むことができます(Part2動画2:59あたりの一瞬)

それからどうやら、ARIAのメイン画面に出ている4音色をそれぞれ異なる設定で同時に鳴らすことができるようです。異なる音色をトランスポーズして重ねれば簡単にブレッカーもどきのハーモニックな演奏が可能になります。(Part2動画8:00以降)

ひゃぁー!!!もうね、この機能だけで、私、買いです。決めた。絶対買う。
これに、i-yanase.comさんのewiVoicing
http://www.i-yanase.com/ewiVoicingHelp/Top.html
を組み合わせたら、かなり簡単低価格ながら本格的にブレッカーもどきができそうですよ。楽しみ!!!!

最後のデモが、実際にライブで使っているところのEWI USB
http://www.youtube.com/watch?v=rEPuQgh42bw
ここでのパソコンはノートブックのiBook G4、使用ソフトシンセはARIAでなく、Reason4のフルート系音色だそうです。普段EWI4000sを使っている方が入手して数日のEWI USBの演奏です。違和感なく持ち替えできそうですね。

貴重なデモを速攻で公開していただいたBernie氏に大感謝です。
Bernie氏のサイト
http://www.berniekenerson.com/では様々なEWI演奏のMP3やご自身のCDが聴けますので是非聴いてみてください。


タグ : EWIUSB動画ソフトシンセ

21:30  |  この記事のみ表示  |  Windsynth  |  TB(0)  |  Comment(2)  |  Top↑

2008.11.01 (Sat)

EWI USB 正式発表!!!

ビッグニュース!
EWIの新製品「EWI USB」が 米国時間Oct.31,2008、突如発表&発売されました。

http://www.akaipro.com/content204005
http://www.akaipro.com/ewiusb

akaipro.com(2008-11-1)
(上記は今日のakaipro.comのキャプチャー画像)

EWI USBを簡単に言うならば、EWI4000sの形状のMIDIコントローラーとパソコン用ソフトシンセをセットしたもの。
EWI4000sの内部音源を無くして、入出力はUSBケーブル1本のみ。USB経由で電源供給&MIDI情報をやりとりします。


EWI USBについては以前
http://wx5.blog2.fc2.com/blog-entry-156.html
に書きましたが
2007年1月にionブランドで一旦試作品が発表された後、数ヶ月してionのサイトからも情報が消えて、うーん、どうやら立ち消えか??と誰もが思っていたところに、まさかまさかの正式発表です。さらにサイトによれば既に出荷開始とのことです。

現在のところakaipro.comのサイトにニュースリリース、概要、マニュアル等が公開されています。その内容から意訳抜粋しますと次のようになります


●コンセプト
EWI4000sほどの高機能が要らない入門者用につくったシンプルで魅力的な価格なEWIである。プロクオリティの楽器を手ごろな価格で提供する最初のEWIである。付属のソフトシンセは初心者でも直感的に使える。MIDI上級者はUSB経由で送られるMIDI情報をカスタマイズしてより高度なことができる。

●最低限必要なもの
本体&付属ソフトウェア
USB端子を備えたパソコン(Windows XPまたはVista 、またはMac OS-X10.4以上) 
(Windows2000でもソフトは動くようだが推奨されていない)

[[[[2009年2月1日追記]]]]
当時このように書かれていましたが、実際のところは日本版Windows2000では動かないようです。


必要パソコンスペックの詳細はダウンロード可能なマニュアルpdfに記載されています。

●付属品
本体、ストラップ、3mのUSBケーブル、ソフトウェアDVD、マニュアル、クリーニングクロス

●本体機能
EWI4000sをベースにしたデザイン。

[[[[2009年2月1日追記]]]]
ベースデザインはEWI4000sと同じですが、長さは結構短くなっています。


EWI4000sと同じところは、
タッチセンス式運指キー、上下のベンドプレート、ブレスセンサー、Biteセンサー(ビブラートセンサー)、アースプレート
本体内のファームウェアアップデートができる仕組みが用意されている

EWI4000sと違うところ
音源は内蔵しない。当然ラインアウト/ヘッドホン端子なし。
電池内蔵できない(電源はUSBケーブルから)(言い換えればコードレス不可能)
入出力はUSBコネクタ一個のみ。
グライドプレート(ポルタメント用)は付いていない。(ポルタメントはソフトシンセの設定を工夫することでオンオフを制御して演奏に使用することはできる)
オクターブローラーは4つ(5オクターブをカバー)
直出しMIDIアウト端子なし(パソコン経由でMIDIアウトは可能)
各種センサー等の調整ノブ等はなし(調整は全て専用ソフト上で行う)
取り外しやすく、水洗いできるマウスピース



●本体から出る信号(※この部分、マニュアルの記述から以下のように解釈したのですが本当にそうなのか保証はできませんのでその点ご了承ください)

基本的にMIDI信号しか出ないと思えば良い
ブレスセンサー、ビブラートセンサー、ベンドアップ、ベンドダウンのセンサーからの出力を、専用ソフトウェアで処理しvolume, panning, portament, modulation, expression、その他全てのコントロールチェンジに割り付けられるようである。
ブレスセンサーとビブラートセンサーの出力信号は、任意のコントロールチェンジを指定し2つまで同時送信可能。ただしこの辺は、付属ソフトを使う場合デフォルト設定のままでないとうまく動かない。上級者が付属以外のシンセを鳴らしたいときのカスタマイズ用。
Note-on時のVelocityは固定か可変選択可能
本体からプログラムチェンジは送信できない


●演奏に関する点
運指はいくつか選択可能で、従来通りのEWI運指、サックス、フルート、オーボエ、EVI準拠運指が選べる。(運指表はダウンロード可能なマニュアルpdfに書いてある)
トランスポーズ、オクターブシフト可能。これを含め各種センサーの感度等、全ての設定は付属の専用ソフトを用いて行う。

●付属ソフトウェア
ソフトシンセはGarriton社のARIAエンジンをベースにAKAIオリジナルサウンドを足したもの(よってサンプリング音源だと思われる)
EWI本体の設定をするためのソフトウェアも含むため、このソフトが無いと実質動作しないが、このソフトを介してMIDIで他のソフトシンセ/ハードシンセを鳴らすこをは可能
付属ソフトの75以上の音色から4つまで選んで使える。http://www.akaipro.com/ewiusb にソフトウェア音源のキャプチャ画像がありますが、木管、金管、弦楽器、パーカッション、シンセ音等が選べるようです。(画像にXpandar2001なんて音色名が見えますがそそられちゃいますね。)
自分の演奏を付属ソフトウェアを使ってオーディオ形式で録音(WAVまたはAIFF)することができる
付属ソフトシンセはリバーブ内蔵

音色デモとかはまだ公開されていませんが、Garriton社の製品として「Jazz & Big Band」
http://www.garritan.com/jazz.html
という製品がありますので、生楽器系の音色のイメージはこんな感じと思って遠くないのではと思います。シンセ系はAKAIのセレクトした音色が入るということですので期待できると思います。

●さて一番気になる発売時期と価格。
米国ではもうすぐ出荷予定のようす。日本での発売時期に関する記述はありません。
米国patchmanmusicではもう注文受け付けてます。
http://www.patchmanmusic.com/ewiusb
価格は驚愕 $299 !!!
オーマイガッッ!アンビリーバボー!!!!

もし日本発売なら、高くてもサンキュッパってとこ???
WXもがんばれ!!!!


・・・・あ、そうだ、付属ソフトがWXでも鳴らせれば良いんだけど・・・たぶん無理だろうなぁ。もう少しマニュアルとか読み込んでみよう


-------------------------------------------------
11/3追記
●アメリカのEWIメーリングリストで関係者っぽい方から寄せられたFAQから抜粋意訳追記します

・付属ソフトはEWI USBセット専用で単品販売はしない。
・FluteとOboe運指モードは新しく開発されたもので、そのうちEWI4000sにもOSアップデートで提供される予定。
・5オクターブ限定の主な理由は価格。
・低価格にするのに苦労したが、だからといってEWI USBは4000sの toy versionではない。4000s同等の表現力とレスポンスを実現させている。
・マウスピースはEWI4000sのものと同一。マウスピース取り外し式なのは、学校において一台のEWI USBを大人数で使い回すため(注:ひとりひとりはマウスピースだけ買う。衛生上の配慮かな)
・EWI USBは4000sより3~4インチ短い。またバッテリーがないこと、金属シャーシでないことから4000sより軽い。ただし4000sとEWIUSBのキー配置サイズは同じ。EWI USBと4000sは違和感なく往き来できる。
・USBから電源供給うけているのでワイヤレスは不可能。ワイヤレス希望者は4000sを使ってくれ。
・生楽器系の音色はGarritanの製品(Personnal Orchestra, Jazz and Big Band, Marching Band libraries)からセレクトしたもの。シンセ系の音色は、Oberheim Xpanders, Waldorf Microwave XT, Alesis Andromedia, Arp 2600, Sequential Circuits Prophet T8, などからサンプリングしたもの。後からライブラリに音色が追加できる。Garritan製のライブラリや、AKAIもそのうちシンセ音色を追加リリースする予定(時期未定)

●11/4さらに追記
Garritanの中の人(?)のコメントがココ↓にあります
http://www.northernsounds.com/forum/showthread.php?t=63514
昨年からAKAIといっしょに開発したこと、ウインド用にするのにいろいろ工夫したことがうかがえます。さらに、This is only a first step、ということで今後どんどん開発と音色追加をする、ということで、気合い入ってますね。 期待!

●11/5 最後に追記
JWSA BBSより。よしめめかいちょがAKAI(日)に電話問い合わせしたところ
・日本でも発売する
・時期価格は未定。ただし年内発売はない
とのこと。会長グッジョブ!!

タグ : EWIUSB

19:31  |  この記事のみ表示  |  Windsynth  |  TB(0)  |  Comment(0)  |  Top↑
 | BLOGTOP |