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2006.09.19 (Tue)

YJライブレポ更新

おしらせ
9/1に書いたYellowjacketsのライブレポを、セットリストを入れて更新しました。
ご興味のある方はご覧下さい
http://wx5.blog2.fc2.com/blog-entry-133.html





ついでにYellojacketsの最新作の宣伝。

DVD付きでこの価格。まだの方は是非。
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2006.09.17 (Sun)

Michael Urbaniakリリコン演奏DVD(Billy Cobham's Glass Menagerie)

2chウインドスレ経由の情報によればYouTubeにリリコン動画があるというこで
http://www.youtube.com/watch?v=rME1WvYeBzM
見てみますとこれが凄い。
既にそのウインドスレやJWSA-BBSにも情報がありますが、それらによればこの奏者はMichael Urbaniak、楽器はLyricon-1ということです。
Michael Urbaniakのリリコンについては唯一無二のリリコンサイトMASAさんの「MASA's Lyricon Museum」に詳しいです。
なお公式サイトはhttp://www.michalurbaniak.com/ですがリリコンについての記述は見つかりませんでした。

さてもうちょっと探すとどうやらこの動画はDVDでリリースされているらしい。
Youtubeで演奏は気に入ったし、メンバー見ると、リーダーのコブハムは当然として、キーボードがギル・ゴールドスタイン、ギターがマイク・スターンと好きなサイドメンバーばかりだったので、アマゾンでちょうど在庫有りだったこともありサクッと注文しちゃいました。

B00008G8H4Billy Cobham's Glass Menagerie
Billy Cobham Mike Stern Gil Goldstein
2002-11-19

by G-Tools


この記事を書いている現在amazon.co.jpでは在庫がないのですが、HMVにはありました。またその他大手CD店には売ってると思います。ちなみに僕は買ったときは税込み3,543yenでした。


さてDVDの中身ですが、Youtubeのモノと同一です。もちろんDVDの方が映像も音質も良いのであれを観て気に入った方は充分買う価値があります。
1981年のライブで、全10曲収録。音楽的には80年代前半の雰囲気は色濃くありますが、決して古くはなく、あらためて聴くとむしろ新鮮、温故知新。まあ視聴はYoutubeでできますので各自確認していただければよろしいのですが、
リリコン入りの曲は6曲、内5曲では充分な長さのソロがあります(他の曲ではUrbaniakはバイオリンを弾いてます)
ソロのある曲ではみなリリコンならではの音を楽しめますがやはりその中でも出色の曲は2ちゃんでも最初に紹介された」Flight Time」でしょうか。スローバラードの中で変化に富んだリリコン音色を堪能できます。それにしてもUrbaniakの演奏は見事です。フルート・尺八的なフレーズなど、ベンドや強弱、音の跳躍を上手く使って独自の表現をしています。
私自身はリリコン吹いた経験がないのでなんともいえないのですが、暴れ馬のようにコントロールしにくいと言われるリリコンを完璧に操縦するとこうなるのかなー、と思いましたが、してみると、EWIにしろWXにしろ、ものすごい不安定なセッティングにしてみてみると案外リリコンに近くなりやすいのかなと思ったり。

DVD観ながらWX5をパラパラ吹いていると偶然にも手持ちの音色でやや近いモノがあったので即席で
録音してみましたが、
うーーーん、まだまだかな。特にビブラート不足だなぁ。
ちなみにWX5/VL70-m、音色はプリセット1-105をちょっといじったもの、伴奏はQY70。


-------------

DVDのほうは、リリコンの他にはマイクスターンの暴れっぷりが良かったです。しかし若いなー。
なお、このDVDのライブツアーの元になったCDが、ちょうどこの11月に再発になるようです。
StratusStratus
Billy Cobham's Glass Menagerie


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

前述のMASAさんのサイトによれば、3曲でリリコンが聴けるとのことでこちらも楽しみです。

タグ : リリコン動画DVDCD録音してみた

21:12  |  この記事のみ表示  |  Windsynth  |  TB(1)  |  Comment(0)  |  Top↑

2006.09.03 (Sun)

Bob Mintzer サックスクリニック

YellowJacketsの公演で来日中のBob Mintzerのサックスクリニックがイシモリで行われたので行って来ました。
2006 9/2(土) 13:00-15:00 於イシモリ地下イベントスペース、一般4000yen
http://www.ishimori-co.com/live/index.html
参加者は50人程でほぼ満員。
2時間の間前半は日々の練習法などについてMintzer氏の講義、後半が様々な質疑応答、という形でした。

内容は、質疑応答の時間もかなり多かったので多岐に渡りましたが、
主要な部分を、一言でまとめてしまえば、
「いろんなスケールやフレーズを、全てのキーで、スムーズに、なるべく速く、できるように」
「いろんなひとの演奏を聴いて、アクセント(アーティキュレーション)の細かいとこまでコピーしよう」
という、あたりまえといえばあたりまえのことではありましたが、
それに付随した練習法の具体的な部分でいろいろ細かいヒントとか得るものが多く、大変勉強&刺激になったひとときでした。

クリニックの最初と最後に、アカペラソロで2曲(Easy LivingとDona Lee)やってくださいましたが、いやー、さすがでした。
なんかつい最近楽器を落としてしまったということで、当日Mintzer自身の楽器(5万番台のGPのマーク6だそうな)はイシモリで調整中ということで、クリニック時は店頭にあったバランスアクションで吹いてましたが「すごい良い楽器だ」とベタ褒めしてました。この楽器販売してるそうですが、さてさて?

終わったあと完全にミーハーモードになって、
Mintzer氏のコピー集とEWIにサインしてもらいました。わーい。
ewimint.jpg

タグ : Mintzerサックス

21:00  |  この記事のみ表示  |  サックス  |  TB(0)  |  Comment(0)  |  Top↑

2006.09.01 (Fri)

Yellowjackets Live@Motion Blue横浜

(※この記事は9/1に書いた後、9/19に加筆修正済みのものです。)


つーわけで3年振りに来日したYellowjacketsのライブ、聴きに行ってきました
横浜赤煉瓦モーションブルー。







3年前と同じく2set通しで聴いて、3年前と同じく終電に乗り遅れました。
3年ぶりのYJはやっぱよかったっすよ。
1stはドラムのまん前で叩いたときの時の風を頬に浴びながらきいてました。
2ndはピアノのまん前で指を見つめながらきいてました。
ミンツァーのまん前には座れなかったけど少し横からじっくり見て・聴けました。

ちなみにミンツァーさんは、9/2にイシモリでクリニックをやる予定になってます。
http://www.ishimori-co.com/live/index.html
実はこっちも予約してたりします。 (行って来たレポートはコチラ
なので、今回はミンツァーのテナーについてはそっちで気合いを入れて聴こうと思ってたので、EWIと、全体の演奏を良く聴こうと思ってライブに出かけました。

さてライブのほうですが
一言で言えば淡々と、実力通り、しかし、すばらしい演奏が続く、という感じでした。
セットリストは以下の通り。

1st Set
1 Village Gait  
2 Dewey
3 Sea Folk
4 Downtown
5 Prayer For Peace
6 Mofongo
7 Revelation
8 Claire's Song(アンコール)

1stセットはドラムのまん前で、さすがに全体のバランスはちょっと悪かったですがマーカスの音はもう大好きなので、ドラムを聴くという風に頭を切り換えて、楽しんできました。ドラムの音の振動を直接肌で感じることができて感激。ちなみにベイラーのスネアは、2つセットされてまして、リムが木で覆われているものをメインに、時々胴浅のスネアをパキパキ叩く、ってな感じ。このベイラーの木のリムの音が何故だか僕は異常に好きで、それが出てくる曲はもうそれ聴いてるだけで涙が出ました。

2nd Set
1 Freedomland
2 Go Go
3 Dreamland
4 Runferyerlife
5 Geraldine
6 Time Squared
7 Jacketown
8 Even Song(アンコール)

今回特に思ったのは、フェランテのピアノプレイがすごく内省的(?)だなあと。
バラードはもちろんですが、ラテン等の激しい曲でも、音数少なく、和音を選んで、
じっくり聴かせる、といったプレイを重視しているようでした。
ちなみにフェランテのキーボードは、音源がAppleのパワーブック+ソフトシンセ。これにEDIROLのMIDI鍵盤兼オーディオインターフェースを接続して使ってました。でも今回キーボードでのソロは全く無くて、ソロはずっと生ピアノで、じっくり演奏するスタイルにこだわっていたようです。


さてミンツァーですが、今回テナーとEWI4000sを使用。
EWI使用曲は
1stの2、6、8曲目と、2ndの2、6曲目で使用。全てソロ有りでした。

一言で言うと、いやー、4000sって、やっぱすごいよ!というのが感想。

以下EWI関連でメモ書きしますと

・本体外観はノーマル品。サイドアルミは艶消し(に見えたけど暗いので確証はなし)
・電池駆動
・音は普通に本体からラインアウト
・外部エフェクタは多分なし(あっても軽いリバーブ程度)
・返しは、店備え付けのJBLコロガシ。客用の音はPAのみから。
・演奏直前ステージに登ると同時におもむろにEWIの電源スイッチをON。
・曲の間でも、使わない時は必ずマウスピースキャップをしてた
・マウスピースキャップには何故か黒いガムテープが巻いてあった
・大きめの譜面台(譜面を載せる部分が鉄板のやつ)をEWIスタンドにしてた。
・その譜面台の上に曲名と、No.を書いたメモ書きがのってた。(曲名と使用音色No.の対応表か???)
・ストラップはテナーと兼用
・ミンツァーってデカイので、EWI4000sの大きさだと、構図的にはすごくバランスが良い(EWI1000の時は妙にEWIが小さくて、かわいくておかしかった)
・1曲中でも、アドリブ中でも、煩雑に音色切り替え(1~2小節で切り替え終了)。ネジ大活躍(笑)
・ただし音色切り替えの時はいちいち本体裏面を見ながら「え~っと」って感じ出きり変えるので、絵面的にはあまり格好良く無い。
・サイドの、オクターブ重ねボタン、重音奏法用ボタンも大活躍。フレーズ中で効果的にON/OFFしてました。

なんとなく、聴いた感じEWI1000や3000のときよりも、フレーズがとってもスムーズに聞こえる。ような気もしました。ここらへん含め4000s効果かな?

あと、ホールド機能もバリバリ活用してたのが驚きでした。
特に2nd setの”Time Squared”なんかでは、ソロの最初に「VCOを5度ずらして重ねた音色」を使い、盛り上がったところでさらにホールド機能を使って和音を出す、という技を繰り出しました。ミンツァーってあまり音色の設定とかややこしい機能とかにこだわりがない、という印象があったのですが、そのミンツァーでさえ本番に使うほど使いやすい機能、になっているってことでしょうかね。あー4000s欲しい。

タグ : MintzerEWI日記

02:48  |  この記事のみ表示  |  Windsynth  |  TB(0)  |  Comment(0)  |  Top↑
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