2005.08.25 (Thu)
東京JAZZマーカスバンドにEVI登場
Cyberfusionのレポートに、マーカスミラーのユニットでパッチェススチュワートがAKAI EVI1000を吹いてる写真があります。
http://www.jazzfusion.com/live2005/tjazz05/tj2101.htm
写真直は
http://www.jazzfusion.com/live2005/tjazz05/15mm06.jpg
ちなみに94年録音のマーカスバンドのライブDVD”イン・コンサート”でもEVIを吹くスチュワートをみることができますが、まだつかってたんですね~。へぇ~。
タグ : その他ウインド
2005.08.23 (Tue)
BBCのJazz系ネットラジオ
あらためて他のJazz系の番組をチェックしてみるとかなりお気に入りの番組がみつかりましたので
自分用のメモも兼ねてご紹介。
Jazz on 3
http://www.bbc.co.uk/radio3/jazzon3/
主に自前収録のライブを放送。今週はカーラブレイ。先週はショーター&ハンコックとか、大物が結構出る。金曜更新90分番組。
RP直はhttp://www.bbc.co.uk/radio/aod/shows/rpms/radio3/jon3.rpm
Big Band Special
http://www.bbc.co.uk/radio2/shows/bigband/
自前の「BBCビッグバンド」の演奏によるオリジナル収録曲を放送。懐かしのスイングからコンテンポラリーまで、ネスティコとかバディリッチとかの有名なナンバーも出てくる。演奏曲の出版社も明示されていて、一般でも購入できる譜面を演奏していることも多いのでアマチュアビッグバンドのレパートリー選定の参考にもなるかも。月曜更新30分。
RP直はhttp://www.bbc.co.uk/radio/aod/shows/rpms/radio2/bigband.rpm
Courtney Pine's Jazz Crusade
http://www.bbc.co.uk/radio2/shows/pine/
UKジャズの帝王、Courtney PineがDJの番組。流れる曲は市販CDがソースですが選曲のセンスが最高。オールドからコンテンポラリー、アシッドジャズまで幅広いけどみんなカッコイイ曲ばっかり。またこのところ豪華ゲストが連続して出てCourtneyとおしゃべりしてます。マーカスやらジョシュアやら、今週は George Dukeやら。英語がわからんので楽しみ半減ですが。月曜更新30分。
RP直はhttp://www.bbc.co.uk/radio/aod/shows/rpms/radio2/r2_courtneypine.rpm
タグ : ジャズ
2005.08.22 (Mon)
WX5の初期設定調節(リップセンサー編)
●リップセンサーの調整について
前提として私は、
リップセンサーで、上下「全音」ぶん(MIDI的には±2)ベンドをかける
ということを原則にしています。音源側の最も一般的なベンドの設定は、±2なので、音源側をこの設定のまま、とするとアンブシュアを完全にゆるめるとベンド値最小、アンブシュアをきつきつにするとベンド値最大、となることが必要です。
こうなるとWX5側で
・タイトリップ奏法
・ベンド幅は「Wide」
にすることは必須です。ですので後は、リップセンサーの「ゲイン」と「ゼロ」を適切に設定するだけ。
ゲインをあまり高くすると、ちょっとアンブシュアを変えただけで音程がずれてしまうのでコントロールが難しくなります。なのでいままではそんなにゲインをあげず設定していました。
なお、ゼロのほうは、アンブシュアなしの状態でダウンベンド最大になるように調節するので自動的に決まります。
ということでとりあえず今までの感覚で設定して吹いてみたのですが、問題が発生。
実は3ヶ月程前から、サックスのレッスンに通い始めていて、そこで気づいたのが
「いままでよりもう少しゆるめのアンブシュアにしたほうが良いサックスの音がする」ということでした。
そして、どうも今までのWX5の設定は「いままでのややきつめのサックスアンブシュア」にあわせたものであるようなのです。
つまりサックスのときは「ゆるゆるアンブシュア」、WX5のときは「ややきつめアンブシュア」になってしまうわけで、練習中でまだ「自分のポイント」をつかめていないサックスのアンブシュアに悪影響を及ぼしかねない。
というわけで、なんとか、WX5を「ゆるゆるアンブシュア」で自在にベンドコントロールできるよう設定しないといけないわけなのですが、
前述のようにゲインをあまり高くすると、ちょっとアンブシュアを変えただけで音程がずれてしまうのでコントロールが難しくなります。
ちなみにこの辺詳しく解説されているのが、老舗ウインドシンセサイト「Art's windsynth page」内のこのページ。
この中の2番目のグラフ(wx5-reed-bend2.jpg)がゲインとゼロ(offset)の関係が良くわかります。
このグラフで注目すべきひとつは、どの設定でも、縦軸(Midi Vend Value)が一定Reed距離の間ゼロになるところがあるということで、これは「Flat Spot」と呼ばれています。リードを噛む圧力がFlat Spotの範囲内であれば多少噛む力が不安定でも、音程としては一定になるわけで、Flat Spotが狭いほど厳密なコントロールが要求されます。
ゲインを高くするほどFlat Spotは狭くなります。
でまあ、なるべくゲインを低いまま、なんとかならないものかと、音源側の設定を変えたり、リードの厚みを加工して変えてみたり、サックス用のリードを加工して付け替えてみたりと、いろいろやったのですが、なんだかんだいって、そのまんま、標準のWX5/VL70-mのセッティングのまま、ゲインとゼロをうまく追い込むのが一番よかったというあたりまえの結果になりました。(やっぱりうまくつくられているんですね)
ちなみに最終的な私のLip Gainの設定値は、最大値(一番右)から角度にして20°くらい左にもどしたところになります。 ZeroはそのGainの位置で、マウスピースを噛まずに、ベンド値がほぼ最低(=全音下の音が出る)位置。
ただしLip Gainは20°と書きましたが、実際にはごくごく僅かずれただけでコントロール感が大きく変わります。なので何度も何度も吹きながら微調整していく必要があります。
以上長文のわりには内容がないモノになってしまいましたが、ブレスとリップの調整結果記録でした。
2005.08.21 (Sun)
EWV2000の波形を見てみた&pulse幅の影響
初代EWI音源、AKAI EWV2000の基本波形をオシロスコープ(ソフト)で見てみました。
http://jazz.page.ne.jp/wx/pages/f060_ewv2000wave.html
同時に、Pulth Widthを変化させたときの波形の変化も見てます。
EWV2000ってSaw波を選んでいてもPulth Widthいじると音が変わるんですよ。
案外知らない人もいると思うんですが如何でしょう?
実はこれは3年ほど前の測定結果でして、当時JWSAのほうでもっと考察を深くして発表しようかと思っていたのですが手を着けられずなんとなくそのままお蔵入りになってたんですが
今日たまたまハードディスク内のデータを整理してたら発掘しまして、これだけでは全然大したデータではないですけど自分のサイトなら枯れ木も山の何とやらでいいかな、ということで公開してみました。
素人なりの考察もしておりますが果たして的を得たものであるのかどうか・・・詳しい方なにかコメントいただければ幸いです。
2005.08.15 (Mon)
2004~05年・新型EWIを使ったマイケルブレッカー情報まとめ
マイケルブレッカー@EWI探偵団その6ということで
2004年前半~2005年前半までのマイケルブレッカーが再び使いだした新型EWIプロトタイプに関する情報をまとめてみました。
http://jazz.page.ne.jp/wx/pages/m060_2004kizai.html
昨年の衝撃のMt.Fujiから約1年がかりでやっと公開できました
秋には楽器フェアがあるし、万々が一、そこでなにかしら発表されちゃったりすると推定で書いていた情報が全く無駄になっちゃうってんで夏休みの宿題よろしくなんとか書き上げました。
あらためて調べてみると、ついには無線MIDI機器つかって、ワイヤレスEWIまで実現してたんですねーー。びっくり。
なおこのBlogの名前を「ウィンドシンセサイゾニストって言ったら舌噛んだ日記 II」から
シンプルに「WX5 workbook Blog」に変えました。
前回のはあまりにも長すぎるように思えましたので・・・。