2009.11.16 (Mon)

Boris Kozlov & Seamus Blake Live at AIREGIN 見てきました

見てきました横濱エアジン40th.特別記念ライブ

Boris Kozlov & Seamus Blake DUO

@横濱エアジン 2009年11月15日 15:30-18:00(2ステージ入れ替えなし)


(写真はご本人に掲載許可済。禁転載)

もーね、Seamusさんサックスと共にEWI使いまくりでした。Boris氏も6弦ベースにエフェクター数台を駆使してバキバキのウニュウニュのグニョグニョでグッチョングッチョンな見たことも聴いたこともないエレクトロニックサウンドワールドでした。凄かったー。

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 今回このライブを聴きに行くきっかけは以前のエントリの通りですがそんなわけで今回
ewiVoicing開発者のyanaseさんとご一緒させていただきまして、開場間もなくの15時過ぎにエアジンに入りますと、ちょうどyanaseさんが英語堪能な弟さんと一緒に入店されたところで待ち合わせはバッチリ決まり、Seamus氏にも軽くご挨拶できまして、yanaseさんとewiやjazz談義に花を咲かせつつ、ステージ右側に置かれたテーブルにはEWI機材が所狭しと並んでいて相当にEWIプレイが楽しめそうな様子に期待を膨らますなか演奏が始まったのでした。

Seamus氏の機材はEWI4000s、MacBookが2台+オーディオインターフェース、フットコントローラー型エフェクタが2台、といったところ。特筆すべきはEWI4000sの音源を全く使わず(AUDIO OUTに配線していない)、MIDI OUTのみ使い、しかもワイヤレスMIDI機器を使ってること。EWI4000s下側面にポケットサイズのワイヤレスMIDI送信装置を貼り付けて使ってました。ソフトシンセの種類を訊きましたら主にAppleのLogicとのこと。音源としてはWallander InstrumentsのWiviも使っているとか。あとは「ewiVoicing」ね。

 実際のEWIのサウンドとしては、EWI4000sからプログラムチェンジで音色を変えつつ、フットスイッチやフットエフェクター等でいろんなエフェクター(ハーモナイザー、ディレイ、ループマシンによるサウンドオンサウンド、etc. etc...)をかけつつ、その音のなかでメロディーを吹いたりバッキングをしたり超速アドリブをしたり、etc. etc...
 もともと生サックスにエフェクトをかける手法を以前から導入されている方なので、その手法をEWIにも応用しつつEWIならではの可能性も追求しつつある、という感じでそのアプローチの仕方も含めオリジナリティに溢れたグレイトサウンドでした。

 ベースBoris氏のほうもめちゃくちゃ凄くて、ループも多用するし、エフェクトまで含めたあらゆるベーステクニックを見たような感じ、ただただ凄かった。これとEWIがあわさるともうほんとに何でもありって感じで、とてもこのサウンドがDuoから出てるというのが信じられないという。

 さすがにそんな不思議サウンドばかりでは疲れるので、安心して聴けるエフェクト多用しないエレベ(といってもメチャクチャ凄い)+生音のテナー(ものすごく素敵な音)、での演奏が半分くらいで、こちらも大変大変大変良かったです。InvitationとかGoodbye Porkpie Hatとか聴けてしびれました。

 ひとつだけ難点を言えばまだEWIシステムへの慣れが少ないご様子で曲の間とかにパソコンをあれこれいじったりするのがあまり見栄えがよろしくなかったということですが、こればっかりは場数を踏んでなれるしかないですよねー。特にパソコン前提でセットを組むといろいろ大変で、ソフトを立ち上げる順番とかファイルを開く順番とか、そんなのでも上手く動かなくなったりしますから(実際今日も似たようなことがあったようですが)。お訊きしたところではEWIを使い出したのは大体1年前ということで、セッティングに関してはまだまだ試行錯誤のところもあるのでしょうね。ここらへんは慣れですから、きっと今回の日本ツアーが進むにしたがってどんどんこなれてくるのではないかと思います。最終日近くはさらに期待大!!!


 演奏後Seamusさんとお話できまして、いくつか質問しましたが、
EWIを始めたのは1年ほど前、Saxにエフェクタをかけるなど新しいサウンドを研究してきたがEWIをつかってさらに新しいサウンドを追求したくなったため、とのことでした。
そんななかで、オーディオ出力用のハーモナイザーはいろいろあるんだけど、ソフトウェアMIDIハーモナイザーはほとんどなくて、唯一の製品がewiVoicingであるということで、愛用しているとのこと。(yanaseさん感無量ですね!)
 特に今回のギグではRotateモードで使用しているとのことでして、今日も確かにRotateな感じのサウンドが一部で聴けました。(明日以降は別の曲でももっと使うっておっしゃってました。今日はちょっとマシントラブルがあってその設定が使えなかったとか。)僕はといえばewiVoicingのページに置いてあるRotateモードのデモソング(僕の演奏)を聴いていただいていて嬉しかったです。(しかも褒めてもらえたし!)。というわけで、ewiVoicingをまだ未体験のかたは、是非試してみてくださいね!!!あ、あと、yanaseさんの他のソフトも大変優れものなので、そちらも是非試してみてください。耳コピ用ソフトmuDicは人によっては神アプリだと思います特にお薦めデス!


Seamusさんのツアーはまだまだ続きますので新しいEWIサウンドを求めるかたは是非どうぞ!

11/16(mon) 京都le club jazz
以上BaseとのDuo
以下ds加えたTrio
11/19(thu) いわきBar Queen
11/20(fri) 水戸B 2nd
11/22(sun) お茶の水Naru
11/23(mon) 青山Body & Soul
11/24(tue) 新宿Pit inn

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※2010/1/10追記
最終日ピットインのライブEWI動画と、おそらくewiVoicingを使ったライブEWI演奏がSeamus氏公式アップされました。詳しくはコチラのエントリ参照。

タグ : EWI Live

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