2015.05.04 (Mon)
EWIでMatrix 12v 試してみた
Arturia Matrix 12V
http://www.arturia.com/matrix-12-v/overview
Matrix12
Arturiaといえば既にOberheim SEMとかMiniMoogとかのバーチャルシンセを出して長いですが、超個人的に待ち望んでいたのはなんといってもMatrix 12。なぜって、マイケルブレッカーの80〜90年代のメイン音源だから。いつか出て欲しいと思っていたらいつのまにか出ていた!(2014年12月発売でしょうか)
公式ページで169ユーロで販売されています。20分間限定で使用出来る無料デモバージョンあり。
http://www.arturia.com/matrix-12-v/overview
Matrix12
日本国内では単品販売はないのでしょうか(?)、バンドルセット(V Collection 4)に含まれる形では国内販売されているようでhttp://hookup.co.jp/products/arturia/vcollection/index.html
サイトによっては税込み45800円とか、内容を考えると激安と思うけど・・でも13種もいらないんだよなあ。Matrix12、SEM、Mini、Prophetの4種で2万円のセットとか出ないかなあ・・・
まあ、なにはともあれ、無料デモ版をダウンロードして試してみました。デモ版モードでは作成した音色の保存はできず、起動から20分経過すると音が出なくなります。なお一度ソフトを終了させて再起動すればまた20分間は使えるようになります。
で、ブレッカーといえば、初リーダーアルバム収録の「Original Rays」で有名な和音演奏。これはMatrix12の「Rotateモード」を使って演奏されております。私もこれをどうしても演奏したくて、いままでいろいろ試して来て、IFW+ewiVoicingで既に満足なものはできているのですが、やっぱり(ほぼ)本物があるとすれば試したいわけです。
日本語マニュアル
http://downloads.arturia.com/products/matrix-12-v/manual/Matrix-12-V_Manual_1_0_0_JP.pdf
を見つつ設定、見事Rotateしましたよ!!!!
↓デモ版の制限時間内にメモ的に吹き散らかしたもの。コントローラはEWIUSB。
冒頭部はRotateなしのプリセット音色「M_4-OCTAVE SAW EN」という音色で、その後はこれを元にフィルター等をブレスコントロールして、Rotateを設定したもの。
スクリーンショットは下記です。Rotateの値は、その昔海外のウインドシンセサイトに載っていたTX802を使う場合の値をとりあえず流用。
何しろデモ版の時間内ということで、まだ全然ブレスコントロールに最適化した設定にできていませんが、きちんとその辺設定できるという機能は確認できました。
↓Rotateを設定できるVoiceモード画面(スタンドアロン版)

↓メイン画面。マトリクスモジュレーションのソースの一つ「PRESS」
(2015/12/31訂正追記:購入したのでいろいろ試したところ、PRESSは「チャンネルプレッシャー」に割り付けられておりCC=2では直接操作できませんでした。MainstageやLogicなどでCC=2をチャンネルプレッシャーに変換しないとPRESSは使えません(Mainstageで動作確認済)。EWIやWX7などブレス出力をアフタータッチに設定できるものはそれでそのままで大丈夫だと思います(未確認)。)

うーーーん、欲しい!
2011.08.28 (Sun)
IFW + ewiVoicing2.0 でブレッカーオーケストラ(ひとまず完結)
IFW-Original Rays by wx5workbook
機材としては、WX5、ewiVoicing2.0でMIDIハーモナイズして、AuLabをホストにしてIFWを複数同時発音、です。
画面キャプチャは↓図(クリックで拡大)。

ewiVoicingのハーモニーの設定は、以前のエントリで公開した設定ファイルを使ってます。例えば冒頭部はNo.5のハーモニーパターン、伴奏が入るとこはNo.7のパターン。その他フレーズの合間に何回か、フットコントローラーでパターンのNo.を変えながら演奏してます。全8パターン。
楽譜は
AuLabには上画面の通り、伴奏のループのトラック1コのほか、IFWをMIDIチャンネルを変えて8個同時起動してます。ch1はメロディーで、これは笛系と鋸系音色を重ねてます。他はch2~7までそれぞれ割り振ってます。ewiVoicingのほうで、ハーモニーと同時にMIDIチャンネルを切り替えられるので、あるパターンではハーモニーにch2,3,4,5を、別のハーモニーではch2,5,6,7を使用、などとすると、ハーモニーのパターンだけでなく音色も同時に切り替えることができます。というわけで、都合、 常時IFWが6音色同時に鳴っているものになります
ちなみにMIDIレコーディングはせず、リアルタイムにハーモナイズされたものをオーディオ形式で録音してます。
まぁー、自己採点100点満点とはいかないけれど、かなり録音した後燃え尽き感がありまして、10年来のテーマに対しとりあえず自分としてはこれで完結でいいかなーーーと決着したつもりでいたのですが
(このBlogでの公開前に)この演奏をmixiとFacebookのIFWのコミュニティで公開したところ、Facebookで最近はEWIUSBのデモなどでも有名なEWI奏者のBernieさんから
"Cool!でももっとJazz Feelが欲しい"
旨のアドバイスをいただきましてやっぱプロはきびしいなーと思いつつ、IFW関係者からはyoutubeで動画で公開しろとのお達しもあり、せっかくなのでアドバイスを踏まえつつもう少し練習して、そのうち動画で公開、と思っている昨今です。
ちなみにBernieさんは、ブレッカーのこのRotateハーモニーの、Reason用の音色ファイルを制作販売されてます。
http://www.ewireasonsounds.com/rotator-synths.html
さすがにかっこよくて、バリエーションも多いし、音色的にもバランスがとれてて、いろんな曲で使い回しできそうな感じになってます。価格も高くないし、Reason環境をお持ちのかたにはオススメかも。
2009.07.16 (Thu)
ewiVoicing 2.0が公開されました!!!
今回、Rotateモードが実装され、EWI or WX と、Macとこのソフトさえあれば、「ほぼマイケルブレッカー」ができるようになりました。はっきり言って、すごいです。
ewiVoicing 2.0 メイン画面(クリックで拡大)

ダウンロードは i-yanase.com の「Products」から。
http://www.i-yanase.com/" target="_blank" title=" http://www.i-yanase.com/">http://www.i-yanase.com/
ewiVoicingのページ直
http://www.i-yanase.com/ewiVoicingHelp/Top.html
Ver2.0新機能のページ直
http://www.i-yanase.com/ewiVoicingHelp/2.0_New_feature.html
ewiVoicingのver 1については本ブログでも紹介しましたが、MIDIまたはAudio入力に対し、指定しておいたハーモニーをつけて出力することができるソフトです。例えばEWI30X0シリーズまでが備えていたコードプレイ機能に相当することがEWI4000sやWXシリーズでも実現できます。今回のVer.2.0では、マイケルブレッカーが"Original Rays"他の演奏で用いている"Rotateモード"を実現する機能が追加されています。
Rotateモードとは、マイケルが長く使っていたアナログシンセ Oberheim XpanderやMatrix-12にある機能で、例えば「ド・ド・ド・ド・ド・ド」と吹くだけで「ド・ミ・ソ・ド・ミ・ソ」というように、トランスポーズ値を指定しておいた音程がRotateして鳴る、という機能です。マイケルはこの機能と、単純なトランスポーズの機能を上手く組み合わせて「Original Rays」のような演奏をしています。
ここらへんの詳細については下記など何回か書いてます。
http://wx.jazzsynth.com/pages/m040_kizai.html
http://wx.jazzsynth.com/pages/m060_2004kizai.html
http://wx.jazzsynth.com/wxcgi/lng/wwwlng.cgi?print+200104/01040003.txt
晩年のマイケルはソフトシンセでEWI演奏していましたが、この時はDAWソフトのLogic上でプログラミングを組んでRotateモードを再現していました。この辺の詳細は下記に書いてます。
http://wx5.blog2.fc2.com/blog-entry-178.html
http://wx5.blog2.fc2.com/blog-entry-269.html
私自身の長年のテーマに、"マイケルのOriginal Raysみたいなサウンドを出してみたい"ってのがありまして、でもLogicもMaxも、金銭的にも勉強する時間的にもちょっと敷居が違いなぁ・・・でもいずれは・・・・とずっとおもっていたところに、作者のyanase様から今回のewiVoicingのバージョンアップのお知らせをいただきまして、これでかなりシンプルに、プログラミングの敷居を圧倒的に低く、しかもフリーで、かなりマイケルに迫ったハーモニーが醸し出せるようになりました。yanase様には感謝しても感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございます!!!!
Ver.1同様、開発途上版を試用させていただきまして、その辺の経緯はVer1と今回のVer2併せて
http://wx.jazzsynth.com/wxcgi/lng2/read.cgi?no=8
に記録されています。バグ報告とかは読み飛ばしていただくとして、ewiVoicingでのハーモニーの設定の仕方とか参考になるところがあると思いますので、ewiVoicingに使いかたがわからないときはご一読ください。
さて、使ってみた感想ですが、ソフトシンセ、特にEWIUSB+ARIAとの相性が絶品だと思いました。
私はいつも「システムはなるべくシンプルに、サウンドはなるべく豊かに」したいと考えてますが、EWIUSB+ARIA+ewiVoicingはその点ぴったりです。あんまり深く考えず、どんどんいじっていくだけでとにかくハーモニックなサウンドが出ますので、あとは聴きながらイイところを探していく、というやりかたで音作りしていけます。また、ewiVoicingにはTinyGMという同じくyanaseさん作のGM対応のフリーなソフトシンセが付属していまして、これもシンプルかつ、ハーモニーをつける程度であれば全く問題ない品質の音が出ますので、ARIAに足りない鍵盤楽器などの音もどんどん重ねていけます。
もちろんDAWソフトと各種ソフトシンセを駆使すれば同じこと、もっと複雑なことは出来るんですが、設定が面倒だったり、マシンパワーが必要だったり、また異なるソフトシンセ間で音のバランスをとるのが案外難しかったり。そもそもそれぞれのソフトシンセをウインドシンセのブレスコントローラーに最適化するのも結構手間がかかったりしますので、その辺の面倒な設定を考えずに少なくとも4音までどんどん音を重ねていってサウンド的に破綻しないARIAと、そこにちょっと色を加えられる軽~いソフトシンセ(TinyGM)、MIDIの入出力やらルートやらあまり気にせず使えるEWIUSB、アイデア次第でいろんな使い方が出来るewiVoicing、というのは、すごくシンプルで楽しいシステムだと思います。
Macなウインド吹きの方は是非お試しください。
私はといえばEWIUSB系システムのシンプルさには大いに惹かれつつもやっぱりWX5に慣れているということで、WX5+ARIA+ewiVoicingの組み合わせが今のところ多いのですが、これも間にMIDIインターフェースが入るだけなので、まあほぼ同じシンプルさで使うことが出来ます。
使い始めということでまだまだこなれてはいませんが、現段階でのデモは
OR-ewiVoicing-test.mp3
になりますのでよろしければお聴きください。"Original Rays"の冒頭部です。(yanaseさんのサイトでDemoとして載っているものと同じです。設定等はココのNo.36を参照)
WX5とARIAとewiVoivingのrotateモードを使っています。ARIAの音色はほぼプリセット4音色を選択しただけです。
ちなみに、ewiVoicingが無い状態で、ARIAだけであれこれ工夫して(sfzファイルをいじるなどの面倒な設定もして)なんとかマネを試みたのが以前のエントリにも載せましたが
Original Rays(WX5-ARIA).mp3
でありまして、冒頭部を較べていただけるとewiVoicingの効果がわかっていただけると思います。
ちなみにデモで吹いているのは
というアドリブコピー集に掲載されている譜面をもとにしてます。これに
と と ewiVoicing
があれば、あなたもマイケルブレッカーになれる!!かも!!!
・・・しかし良い時代になったなぁーーーー。
2009.04.21 (Tue)
Michael Brecker EWIのレア動画
http://www.youtube.com/watch?v=fbM3zilcPJ4
曲は「Original Rays」、レコーディング用のリハーサルでしょうか。映像も音も良くはありませんが、いやー、これはスキモン(僕だ!)にとってはたまらない貴重なビデオです。
前半と後半がSteiner EWIのソロです。
動画リンク先のの詳細にも書いてありますが、Oberheim Expanderを、
http://mazandkilgore.com/?p=16
という仕組みで鳴らしてるのがこのハーモニック演奏の仕掛けであります。
先日僕もWX5とARIA(EWI-USB)でマネっこを試みましたが、当然ではありますがやっぱり「ROTATE」な和音の雰囲気にはならないんですよねー。リンク先ではMaxでプログラム組んでますし、Brecker自身は晩年はLogicでEnvironment組んでこういう演奏をしてるんですが、もっとシンプルにRotate専門のスタンドアローンのソフトウェアがあったらなぁぁぁぁ。
ちなみに同じリハーサルで、こっちもレアですね。
http://www.youtube.com/watch?v=NJf2Ahf1SDE
2009.02.13 (Fri)
AKAI EWIUSB NAMMほか動画いろいろ紹介
http://www.akaipro.com/emails/feb09/newsletter.html
それにも載っていた動画ですが、
先日のNAMM2009におけるAKAIブースでのEWIUSBの様子の動画がAKAIからいくつかアップされています。
Winter NAMM 2009 EWI USB Overview
http://www.youtube.com/watch?v=lmbYOm06JIY
Jeff KashiwaによるEWIUSB説明です。
それから
Four-EWI Jam Session at Winter NAMM 2009
http://www.youtube.com/watch?v=fIS5lE0cgxE
EWI吹き4人によるJam。
こちらはかなりラフなデモですが、最初に吹いてる方はかなりブレッカーEWIを研究したフレーズ吹いてます。
こちらも同様のデモ。
Winter NAMM 2009 AKai Pro Booth Video 2 of 2
http://www.youtube.com/watch?v=SY-m6Y0XU0Q
それにしてもMike PhillipsのボコーダーEWIは、ライブも含めいろんなとこでやってるようですし、もうこれ完全に自分のモノにしてますね。ある意味一発芸なのに、それを超えて普通にかっこいい。ラップもできるというのが強いなあ。
この動画に出てくるもう一人の黒人の方はQuamon Fowlerというプロプレーヤーで、Youtubeで名前で検索するとEWI吹いてるとこもいくつか出てきますが、
http://www.youtube.com/watch?v=uJmnmrI96oQ
の1:07あたりからはWX5でも演奏してます。音源はVL70-mのハーモニカ音色っぽい。
ついでに不定期連載(?)のYoutube動画紹介を。
http://www.youtube.com/watch?v=s8Y-fW1EVP4
は以前紹介しましたYellowjacketsでのBob MintzerのEWIソロですが、あえてもう一回紹介するのは、この3月に、Yellowjackets+Mike Sternで来日公演が決まってまるからであります。詳細は
http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/yellowjackets/concert.html
保証はできませんがたぶんEWI4000sも聴けると思います。私的には電気系ジャズグループの最高峰だと思ってます。今回私は日程の都合上聴きに行けないんだけど、聴きに行ける方は是非ナマで聴いて欲しい!!!!
Iwan Roth plays "Body and Soul" with Mr. Sax T and the EWI
http://www.youtube.com/watch?v=DUBO1C_We_U
たぶんアマチュアの方ですが、テナーサックス音色のソフトシンセの「Mr.Sax T」をEWIで演奏した動画です。サックスのソフトシンセとしてはなかなか良くできているのではないでしょうか。
SAX MAN for iPhone /iPod touch
http://www.youtube.com/watch?v=gTUcO_d-xus
iPhone用のソフトのデモですが、iPhoneの通話口に息を吹きかけると鳴る、サックスシミュレートのアプリです。サックスの他に、EWI音色がサンプリングされて入っています。ケータイEWIが実現。デジホンの代わりに成るか??? iTunes Storeへのリンクはこちら→

ネタついでに、カシオのデジタルホーン(DH100)を吹くDavid Sanborn
http://www.youtube.com/watch?v=GBmLa-TrRRo
昔やってたマーカスミラーが音楽ディレクターのNight Musicという音楽番組のヒトコマ。マーカス他ハウスバンド全員がおもちゃの楽器を持って演奏するというネタコーナーでした。
何年か前、スカパーのMUSIC AIRチャンネルでこれを全話放送するというので、私、それがきっかけてスカパーに入ったのでした。全話録画して持ってます。ついでなのでそのNight Musicの中で感動した動画を2つほどご紹介。(ウインドシンセとは関係なし)
http://www.youtube.com/watch?v=j2T274bXIxU
Leonard Cohenとジョイントするソニーロリンズ
どこのだれとやっても圧倒的な存在感のロリンズ。終わった後のハニカミ具合もグッときます。
ラストの太ももLow A、本番でやるシーンは初めて見たけど、とにかく、とにかく、かっこいい。
あと、この番組で昔の音楽映像を流すコーナーがあってそこで初めて見て感動したのが
Lambert, Hendricks and Ross
http://www.youtube.com/watch?v=anrXYEAkg8U
このノリとエンターテイメントの両立。うまいっ!!!
で、最後に個人的にキター!!というのを。
Steps Ahead - In a sentimental mood NSJF 1985
http://www.youtube.com/watch?v=qNhDWbhmQk4
それと、その続きが
Steps Ahead - Trains - NSJF85
http://www.youtube.com/watch?v=mQDAlUG6VyA
1985年のSTEPS AHEAD、マイケルのスタイナーEWI炸裂。1年後の東京ライブとまた違う雰囲気で良いです。
2009.01.09 (Fri)
Steps Ahead / At Mount Fuji Jazz Festival (DVD)
がYoutubeにあがってます。
Beirut
と、
Trains
このライブは私、生で見ることができまして、そのときの興奮過多なレポート、およびこのとき日本初披露となったSteiner MIDI-EWIについては
http://wx.jazzsynth.com/pages/m060_2004kizai.html
に載せておりますので、詳しくはそれを読んでいただければ良いのですが、この演奏を記録したDVDが昨年夏に発売されておりまして、やっと入手して内容を確認できたのでご紹介。
HMVに出ているのをみつけて↓、予約から2ヶ月近く待ってようやく到着しました。
Steps Ahead/At Mount Fuji Jazz Festival

レーベルは・・・JazzDoorです。どう考えても入手経路・権利関係が怪しいのになぜかHMVはじめ大手販売店で大っぴらに売られているというレーベル。ということからも予想できるとおり、これ、内容は、完全に、以前wowowで放送したものと同じです。ボーナストラックとか一切なし。放送で挿入された、メンバーへのインタビューも(順序が少しかわっているけれど)そのまま入ってます。独逸国製作のDVDに日本語字幕がついているというのが笑える。ジャケット画像の脱力さも相当なものです。
しかし!
演奏内容は強力この上ないです。
曲目そのものは1986年の↓厚生年金会館ライブ
Steps Ahead/Steps Ahead Live (Ltd)

のものと同じなんだけど、さすがに18年の月日の積み重ねと、なんといってもガッドのドラミングがすごいったらなんの。
wowow放送と同じなのでEWIひとりだけでやったソロやベースソロ、Poolsなどが収録されてないのは大変残念なのですが、それでも、未見の方は、是非見てください。(wowowの録画を持ってる方は不要ですが)
あまりブート盤をすすめるのは気が引けるのですが、1986年のライブと併せて、ウインドシンセ吹き必見のDVDと断言いたします!!!
DVD収録曲全5曲のうち、EWIが活躍するのは
・Beirut
・In A Sentimental Mood
・Trains(の前半)
マイケルブレッカーは、Steiner MIDI-EWI、Apple PowerBook G4、Logic上でMoogほか数種のソフトシンセによって演奏しています。EWIUSBの登場でソフトシンセによるEWIの使用にたいする敷居が一気に下がりましたが、2004年当時のソフトシンセ環境でもここまでできてしまうということを確認する上でも格好のビデオであります。
ちなみに1986年のライブの「Beirut」もアップされていたので貼り付けます。較べて見る(聴く)のも一興。
2008.09.03 (Wed)
YouTubeウインドシンセ関連から(2008年9月号)
イチオシはBob Mintzerの一人EWIソロ。
Mike SternをフィーチャリングしたYellowjacketsの2008年のツアーから。 これだけ長い(3:46)EWI1本だけのソロってのはMintzerの演奏では初めて見ました。特に仕掛けなくEWI4000s1本の機能だけでやってますが4000sの重音奏法をうまくつかってたりして、シンプルだけどちょうど飽きのこないほどよい長さでまとめてるのはさすが。僕もこんな演奏ができたらなあ。
それからこのソロの後で始まる曲がたぶんこちら。ここでもEWI、それからMike Stern大活躍
http://youtube.com/watch?v=zax5-poxrf0
最新アルバムLifecycle収録の「Yahoo」という曲ですね
(このアルバムについては↓参照)
http://wx5.blog2.fc2.com/blog-entry-211.html
ブレッカー関連では
Steps Ahead - Trains at Madarao Jazz Fes Japan 1985
http://youtube.com/watch?v=Po9kvuN8_aU
斑尾での1985年ライブの「Trains」が出ました
Steiner EWI、ドラムがアースキン。
それからこれは究極、2004年のMt.Fuji Steps Aheadのライブが出ました。
WOWOWで放送されたものですね。この動画については後日改めて書きます。
http://youtube.com/watch?v=lCXgQXU8gNA
http://youtube.com/watch?v=balD6q4WLiM
それからこのプレイヤーは知りませんでしたが
EWI, KSBR BASH live jazz jam, Greg Vail on EWI 2007
http://youtube.com/watch?v=XhJLcneD-kY
Greg Vail氏のインタビューとEWIプレイ。吹きまくりのパワープレイですけど、普通にとてもうまいです。
こちらはプロの方なのかはわかりませんが
EWI 4000s improvisation Samuel Hejslet
http://youtube.com/watch?v=msuQrxE0fdM
やや冗長の気はしますが、ディレイとループマシンをつかってシンプルに美しい一人ソロを展開されています。
とにかくEWI4000sでEWIが手軽になったおかげで一気にいろんなプレイヤーがいろんな演奏をするようになりましたね。嬉しいことです。
EWI以外では。
リリコンを演奏してるひとがいましたよ。録音が2008年ですよ。よしめめ会長のほかにマニアがいましたよ。
http://youtube.com/watch?v=3gi1ClAz7J8
とか
http://youtube.com/watch?v=9LlE42sJiic
演奏はフリーインプロビゼーションであります。う~ん。
リリコンといえばYoutubeで一番多いリリコン動画は伊東たけし氏のスクエアでの演奏になりまして、たーくさん出てきますのでいちいち紹介はしませんが、コレは!というのがありましたので
http://youtube.com/watch?v=G9n5SkG3X4A
http://youtube.com/watch?v=diFjHbFio_Y
伊東氏自らリリコンの音作りを説明されてます。この番組の存在は噂には聞いてましたがまさか見ることができるとは。ありがたやありがたや。
9/7追記:-------------------
シークレットでこのトピックにコメントいただきまして
そのなかでご紹介いただいたのが
http://youtube.com/watch?v=yI1QoRuEG_4
宝島をリリコンでやってるのはかなりレアですね。情報ありがとうございました。(今後の活動も期待してます>コメント主の方)
---------------------------
伊東氏は短期間WX7(のプロトタイプ)を吹いていましたが、その期間の動画も出てますね。
http://youtube.com/watch?v=Hw24-HlDmJs
のほかwx7で検索するといくつか見つかりますね。
ここらへんの伊東さんのウインドシンセ環境経緯についてはよしめめ会長が自らのHPで詳しく解説されてますのでリンク貼らせていただきます。
http://www6.plala.or.jp/tk_homepage/instrument/inst_wind.html
最後にSynthphoneの演奏。
2n4 electro-acoustic jazz fusion band
http://youtube.com/watch?v=b75ftkvxsq8
生サックスにMIDI OUTを内蔵させたSynthophoneの、エバンジェリストといえますrobosax氏の演奏。
曲は「Chicken」。有名曲なだけにSynthophoneってこんなだよーと紹介するのにはちょうど良いかもですね。
2008.08.31 (Sun)
サックス&ブラス・マガジン Volume.08
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EWI関連では、
MIYUKI(bianca)が語るAKAI EWI4000sの可能性
ということで女流サックスプレイヤーであるMIYUKIさんがEWI4000s初めてEWI4000sを試す模様が紹介されています。内容的にはまあ、ウインドシンセを知らない人に初めて説明するときのような内容だけですので既にウインドシンセに興味がある人であれば何も得るところがない記事ではあります。
なお、MIYUKIさんの参加する女性5人組ジャズユニットBIANCAのサイトはこちら
http://biancamusic.net/
EWI記事は「初体験談」じゃなくってできればEWIをそれなりに使っている方へのインタビューとかにしてほしいですね。コートニーパインさんとかこないだの来日ライブでEWI使ったようなことがサックスブラスマガジンのブログには書いてありますが、次号でインタビュー記事とか載りますかね??それともいっそのこと鈴木さん講師でWX5講座記事とか?
サックス&ブラスマガジン公式サイトはこちら
http://www.rittor-music.co.jp/hp/sbm/index.html
目次確認&付録CDの試聴ができます。
その他の記事では、ランディーブレッカーのインタビューで、ランディの最近のエフェクターシステムに触れられていたのが個人的に興味をひきました
2008.05.11 (Sun)
YouTubeウインドシンセ関連から
せっかくですのでウインドシンセ関連で興味をひいたものを貼ってみます。
まずは定番のマイケルブレッカー関連
The Brecker Brothers Band - Warsaw- part V
http://www.youtube.com/watch?v=aTWu6em4r70
1993年のライブ。Song For Barry冒頭のベネトンカラーEWI1000の一人オーケストラがフルバージョンで見れます。フットペダルがいっぱいなのも確認できます。
Steps Ahead - Umbria Jazz 85 - Sumo
http://www.youtube.com/watch?v=EB-2GMN0deg
1985年のSteps Aheadのライブ。ドラムがアースキン。Steiner EWI。
最近追加されたもので、トランペット/EVI奏者のEric Bolvin氏の映像。
One For Mike
http://www.youtube.com/watch?v=LGRdA7LXKkI
Eric Bolvin氏のビッグバンドでの演奏。MIDI EVI吹いてます。
Tom Scott - Say you love me
http://www.youtube.com/watch?v=GEG_KtmIbKU
ちょっと前に貼ったのと同じものですが、トムスコットのリリコンバラード。なんど聴いても良いわあ。
もう、絶品の一言。
で、ここからトムスコット関連で探しますと、ウインドシンセではないんですがBlues Brothersのライブでソロも吹いてるのを発見
Blues Brothers - Almost
http://www.youtube.com/watch?v=Dpw-iotQXGY
おもしろいなぁ。
さらに探すと"カリズマ"のPV(?)を発見
Karizma "Blues For Ronnie"
http://www.youtube.com/watch?v=M9jRHmkgtd0
ホーンセクション一番手前がトムスコット(Ts)、そしてその奥の一人がなんとSteiner EWIらしきものを吹いてます。このレコーディングアルバムには「Steve Tavaglione」がEWIで参加しているのでたぶんこの映像で吹いているのもTavaglioneだと思います(保証はできません)。しかし、レア映像すぎ!!
2008.03.23 (Sun)
賞品はマイケルブレッカー遺品のEWI4000s
G.G.佐藤のホームランは凄かった。
・・・そんなこんなでメインサイトの更新、今日はBob Mintzer@EWI探偵団のリンク修正のみですすんません。
で、その作業中にYellowjacketsの現所属レーベル、Headsupのサイトを見て気づいた点2つ。
その1
Yellowjacketsの新アルバムのタイトルと発売日が出てましたね
タイトルは「Lifecycle」、5/20発売。
詳細は↓(リンク先いきなり音が出るので注意)
http://www.headsup.com/albums/3139.html
今作の目玉は、ゲストにマイク・スターンがフューチャーされている点。
いまんとこ1曲試聴できますが、かっこいーなー。
絶対買いますが、amazonではまだ予約できないみたい
EWIが使われてるかどうかまだ不明。
その2
上記リンク先の画面の下の方に広告が出るのですが、それを読んでみると
「1等賞にマイケルブレッカーが実際使っていた遺品のEWI4000sがもらえるGolden Keysコンテスト」
http://www.headsup.com/contests/michaelbrecker.html
ってのが行われるらしいです。
HeadsUpレーベルはブレッカーが最後に契約していたレーベルですからそのつながりでしょう。
どうやら国籍によらずあらゆる木管楽器奏者が対象、というのはわかったのですがいったいどんなコンテストなのか、情けなくも僕の英語力では何度読んでもわからなかったのですが、ファンにとっては大変貴重な賞品ではあります。
2008.03.21 (Fri)
Farmers Market / Surfin USSR
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さて。2月末にAmazonさんでFarmers Marketのニューアルバムが出てたのを知り、注文してたのが昨日届きました
![]() | Surfin USSR Farmers Market Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Surfin USSRってもちろんSurfin USAにカケてあるわけですが、1曲目の同タイトル曲はその雰囲気で始まるものの、内容は完全にFarmers Market的世界。全16曲。、いやーおなかいっぱいです。音楽的にも演奏能力的にも超絶テクニックなんですけど、感想としては、とにかく、面白れぇっ!というしかない世界。前作の「Farmers Market」よりちょっとポップ系な曲が多めになって普通の音楽ファンにもとっつきやすくなってるなあと思いました
ほんでもって、5月に来日するんですね!!
Farmers Marketについての詳細と来日公演については今回の公演の招聘元である
http://www.bigstream.co.jp/artist/0805_farmers/index.html
をご覧下さい。ジャズファンにはマイケルブレッカーが絶賛、何度も共演したバンド、というのがわかりやすいでしょうか。
ということで、5/25のピットインのライブ、上記サイトで予約購入しました。今日予約券が届きましたがNo.33。まあ、一人で行けば前から3列目くらいには座れるかな???(ピットインは予約番号順入場の自由席、というシステム)
すっげー楽しみです。
以下関連情報
Farmers Market公式サイト
http://www.farmers-market.net/
そのツアー情報見てると↓の青山のライブハウスでもやるみたいですね
http://www.moonromantic.com/
Farmers Marketに関しての日本語情報は
http://invs.exblog.jp/i7/
が最も多いと思われる(招聘元のブログ)
とりあえずFarmers Market聴いてみたい場合はYoutubeで。
ブレッカーとの共演
http://www.youtube.com/watch?v=QsLtqcnz8Hk
超絶悶絶メドレー。これ未見のかた、とにかく、だまされたと思ってちょっとで良いから聴いてくださいな。
ブ○○カーの共演とのMP3や、上記悶絶メドレー完全版を含むライブ動画612 MBは
公式ページにあったりするという噂。
http://www.farmers-market.net/multimedia.php
2007.12.29 (Sat)
1987年AKAI EWIプロモーションビデオ(Brecker他)
フロントは
Nyle Steiner、(Steiner EVI 、開発者)
Joel Peskin(プロトタイプEWI、当時Steinerと共にEWIの開発に携わったサックス奏者)
Michael Brecker(プロトタイプEWI。音源はたぶんXpander)
ちなみに
Joel Peskin氏とEWIについては↓が参考になります。
http://members.aol.com/Ireedman1/ewi.htm
この動画収録時のことについてもちょこっと触れられてますね。
2007.07.09 (Mon)
マイケルブレッカーのEWI一人オーケストラの秘密が明らかに...
「マイケルブレッカーのEWI一人オーケストラの秘密が明らかになったっぽいけど僕には全然理解できなくてくやしいトホホホホ」
です。
・・・えーと。
![]() | Michael Brecker Michael Brecker Amazonで詳しく見る by G-Tools |
の6曲目 Original Rays や各種ライブにおけるマイケルの「EWI一人オーケストラ」
(youtubeだとこれとかこれとか。)
については僕はウインドシンセ始めた頃からずっと「こーゆーのやってみたいー」と思っていて、
2001年時点の「音づくり実験室」でもよしめめ会長、ぎあさんと共に考えたりして(なお既にこのスレッドはリードオンリーです)、
また機材についてはまとめたりもしておりますが、
再現にはいたっていないのが現状でございますし特にここ数年のMIDI-EWI + ノートパソコン、による演奏のヒミツは断片的な情報ばかりで謎につつまれておりましたが、このほどかなりその核心に触れたっぽい資料が公開されました。
前にもちらっと触れましたが
シンセ&ソフトシンセ関連の雑誌
http://www.virtualinstrumentsmag.com/
の最新号(June/July 2007)にて、
「Michael Brecker's Logic Pro EWI Environment」(マイケルブレッカーのロジックプロEWI環境)
という記事が掲載されています。

著者はキーボード奏者であり実際にこのEWI環境のプログラグミングをしたGeorge Whitty氏本人で、2004年頃よりMIDI-EWI+アップルのパワーブック+音楽ソフトのLogicの組み合わせをベースにして、いかにそのシステムで80年代~90年代後半までの、Oberheimのハードウェアシンセを中心に組上げたマイケルのEWIシステムを再現したか、マイケルと共に試行錯誤したその足跡がまとめられています。
その一部はibrecker.comへのGeorge Whitty氏の寄稿記事で読めますが、この雑誌の記事ではさらに詳しく述べられています。
有料の雑誌なので当然この場で公開はできませんが記事としては上記写真の5ページです。
この雑誌はpdfダウンロードによるオンライン購読ができますので興味のある方はどうぞ。
今回私、思い切って買ってみました。
ダウンロード版の年間購読料は1年間 $ 16.96。
クレジットカードがあれば日本からも簡単に買えます。
なお購読の実際の順序としては
subscribeからカード番号と住所を入れて購入後、
signed upからログイン名とパスワードを登録申請すると、
数時間後に登録終了のメール返信があって、ダウンロード可能になります。
購読形態としては「登録より一年間、どれでも何回でもダウンロード可能」のようで、バックナンバーも全部読む事ができます。
ダウンロードオンリーになっているんですが、普通にプリンターで印刷することもできました。
さて。
さしつかえないと思われる範囲で記事の内容を紹介しますと。
環境としては、
・MIDI-EWI (EWI4000sではない)
・Apple Powerbook または iMac G5
・Logic 7 (version 6 ではいろいろできないことがあった)をベースに、いくつかのソフトシンセやプラグインを併用。
・ソフトシンセとして主役級で使っているのはArturiaの「Minimoog」。
・Logic 7 でたくさんのマクロを組んで、それを組み合わせて使用。
その設計図そのものずばりが記事後半2ページの黒い図です。
この図のみ、幸いにも無料で公開されています。
http://www.virtualinstrumentsmag.com/download.html
のJune/July 2007・「Michael Brecker's Logic Environment (13MB zip archive)」
です。拡大していくときちんと各設定の文字が読み取れますので、
Logicのプログラムが読める人には、これでかなりのことがわかるのではないかと思います。
情けないことに僕はこの図を見ても何がなんだか。。。。。悔しいったらありゃしない。
さて、80年代のセットを再現する上で難しかったのが、ループマシンの再現、サスティン(音を重ねていく)の設定、「Original Rays」での演奏に代表される(例えばこれの冒頭)、Xpanderの「Rotateモード」の再現、だったそうで。
特に個人的に絶大な興味があるところは「Rotateモード」の再現のところ。
(Rotateモードについては前述音作り実験室のスレッド参照。)
大きなヒントとしては、無料公開されているLogic Environment の図で「12」の番号が振られている部分。
赤い3つが固定の3つ(0は移調なし、+7は半音7つ分上に移調、+5は半音5つ分上に移調)のハーモニー、
これに青の4つ(のうちの一つ???)と緑の4つ(のうちの一つ???)
が重なって、複雑なハーモニーを醸し出します。
ただよくわからないのが、赤の3つは常に3音同時に出ているのか???とか、青の4つと緑の4つも本当に順番に全部でているのか???とか、
さらに、図の「9」の部分にもRotate関連の設定がずらりと並んでいて、これがどういうルートで結ばれてどういう場合に動くのかとか、、
本文を読んでもよくわからないし図を見てもよくわからない。(いや、単純に僕の英語力の問題+Logicプログラムが全然わからない、というところが原因なんでしょうが・・・)
というのが非常に悔しいところです。英語もLogicも、何事も勉強するしかないなあ。。。。。
まーとりあえずいずれにしろ僕の現在の環境ではこんなに大掛かりなのは組めないので、記事に出ていた「移調の数値」だけ参考にして僕の手持ちの機材でできるとこまでやってみるかぁ・・・とは思っております。
Rotate関連については
もうひとつトピックがございまして
とりあえず今日はリンク先だけご紹介して記事は後日。
http://www.youtube.com/watch?v=4pdU26raLuM
上記の解説が
http://www.mazandkilgore.com/kblog/archives/000010.php
(こーいうソフトがあったらいいなあ・・・)
2007.05.31 (Thu)
ブレッカー@EWIの名盤が復刻
僕もずっと探していたんですがこれでやっと入手できます。嬉しいなあ。
![]() | マグネティック ステップス・アヘッド 曲名リスト 1. トレインズ 2. ベイルート 3. ケイジャン 4. イン・ア・センチメンタル・ムード 5. マグネティック・ラヴ 6. スモ 7. オール・ザ・ティー・イン・チャイナ 8. サムシング・アイ・セッド 9. マグネティック・ラヴ(リプライズ) Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Michael BreckerがEWIとSAXで参加のSTEPS AHEADの1986年作品です。同じ1986年の来日ライブは「Steps Ahead / Live in Tokyo 1986」としてCDにもDVDにもなっています。こちらは入手が容易なので聴いた事があるかたは多いと思いますが、それと多くの曲がかぶっており、バージョン違いを聴く事ができます。全9曲中6曲でスタイナーEWIが大活躍。In A Sentimental Moodはやはり感動的。お値段も1500円とお求めやすいので未聴のブレッカー@EWIファンは是非。
なおブレッカーのコピー集には、本作品のうちCAJUNとSUMOの譜面が採譜されて載っています。
2007.05.17 (Thu)
Michael Brecker / Pilgrimage (聖地への旅)
国内盤が米国盤に先行してこの16日発売になりました。
ちなみに輸入盤は
国内盤と輸入盤での収録曲の違いは無いようです。
試聴できるサイトはいくつかありますが、レーベルHeadsUpの公式ページ
http://www.headsup.com/albums/3095.asp
では全曲の試聴が可能、さらに
演奏風景も含むプロモーションビデオが見れます。ビデオ最後のマイケルの言葉が・・・別に意識して言った訳ではないでしょうけど・・・いまになってみると胸が痛い。
参考までに国内発売元ユニバーサルクラシックのページは
http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/michael_brecker/index.html
・・・とここまで書いてみましたが、実はまだ買ってません。
今月売りのJazzLife(2007年6月号)は買いましたが、表紙通り、マイケルブレッカー特集記事が組まれていて、この新作にも参加したギル・ゴールドスタインのインタビューや収録曲全曲へのコメント、エピソードなど、とても詳しくこの新作について解説されているのですが、どうにも読むにつけやるせなくなってしまい、、、、、、、もう少しほとぼりが冷めてから買おうかなと。
ちなみにそのJazzlifeの記事によれば、一応EWIの吹奏も含んでいるようで、最後の曲で少しソロがあるようです。記事によれば本当はテナーで吹く予定が体力面を考慮してEWIにした・・・・そうで、そんなことを聞くとますます、ううううう。。
参考:JazzLife 2007年6月号(三栄書房サイト)
http://www.sun-a.com/teiki/detail.cgi?i=14&j=1123
ところで話はそれますがマイケルが参加したRob Whitlockのアルバム(2006年発売)の
収録風景の短いビデオがyoutubeで見れますね。Steiner-MIDI-EWI吹いてます。
http://www.youtube.com/watch?v=v2v9IpVSTro
Rob Whitlockの公式サイトは
http://www.robwhitlock.com/
マイケル参加作は「Sketchin' 2」というアルバムで、youtubeの場面はその最後の曲。
日本のamazonやhmvでは扱いが無いみたいですが米国amazonでは
http://www.amazon.com/gp/product/B000F6WJIA/
です。
2007.04.18 (Wed)
EWI関連小ネタメモ
その1
akaipro.comに、EWI4000sのversion2.3の追加マニュアルがUPされました。
http://www.akaipro.com/supportos.php#EWI4000s
から、「Version 2.3 Manual Addendum」をどうぞ。英文pdf。
その2
近年のマイケルブレッカーのEWIが Mac+Logic+各種ソフトシンセによるものということは
以前書いたりしましたが、そのLogicのプラミング(80年代のEWI演奏で用いていたMatrix-12のRotateモードの再現など)を組んだGeorge Whitty氏自身によるそのプラグミングの解説が、ibrecker.comに公開されました。
http://www.ibrecker.com/gear_ewi.html
およびそこからのリンク先
http://www.ibrecker.com/whitty_ewi.html
参照。 Logic画面の広大なスクリーンショットがあります。
僕はもうその画面だけで気圧されてしまってまだ中身を考察するに至っておりません。
そのうちじっくり読み込もうかと。
その3
そのibrecker.comでも言及がありましたが、http://www.virtualinstrumentsmag.com/
という雑誌の、次号以降で、その、ブレッカーのEWIセッティングについての記事が載るそうです。・・・・うーん、読みたい。
現在は、とりあえず、EWI4000sが表紙の「Dec/Jan 2006/07」号が、無料サンプルとして一冊丸々pdfで読めます。
http://www.virtualinstrumentsmag.com/
から、左下の「Download a FREE Sample Issue」ってところをクリックするとpdfがダウンロードできます。EWI4000sのレビュー(3ページ)が載ってます。
その4
T-SQUAREのニューアルバム「33」が本日4/18発売。
amazonでは期間生産限定盤が
通常盤が
Sony Music Shopサイトで詳細&試聴できます。http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?associate=SMO&goods=VRCL-10008
僕はまだ試聴しかしてませんが、数曲で、おなじみJUDD音色のほか、いくつかの種類のEWI(4000s)の音色を聴くことができました。
2007.04.05 (Thu)
JAZZ HORN マイケル・ブレッカー特集号 & 耳コピ本
今回は追悼ということで「マイケル・ブレッカー特集号」です。
『JAZZ HORN マイケル・ブレッカー特集号』
本体価格:1800円(本体1714円+税)/2007年 3月31日発売
詳細は出版社三栄書房の当該ページも参照。
追悼特集ということで、個人的には創刊以来のJAZZ LIFEのマイケル記事全てを再収録!とかを期待していたのですが、全てではなくていくつかを再収録だけにとどまっていましたね。個人的には勝手にそういう資料的価値を期待していたのでちょっと残念。
個人的には1988年以降のJAZZ LIFEは全部じゃないけどかなりの数、揃えているので、この際マイケルのEWI関連の知見だけでも抜粋してこのBlogにメモ書きしていこうかな・・・・・・
で、この本のほうはEWI関連では1ページだけ、EWIが目立つアルバムを集中的に紹介するページがあったけど(ちなみに隣にはEWI4000sの紹介記事)内容的には既にウチのサイトに載せているものより特に新しい知見はなかったので個人的にはちょっと残念。
ところで、マイケルブレッカーのソロのコピー集としては、正規のものとしては2冊出ていますが、そのうち比較的入手が困難だった
「The Michael Brecker Collection」
が、amazonの取り扱いが復活していました。しかも結構安い。
楽器店等ではおそらく3000~4000円程度しますので、興味のある方は取り扱いのあるうちにどうぞ。
収録曲は
http://www.atn-inc.jp/7133.htm
参照。EWIな曲も数曲あります。
※4月6日追記
取り扱いのあるうちに~ なんて書いたら今日現在あっというまに取り扱いが無くなってマーケットプレイスの高価格品だけになってしまいました。残念。記事を書いたときは2224円だったのですが。
ちなみにamazon他楽器店でも在庫が潤沢で比較的入手が容易なほうは
コレ↓
です。収録曲は
http://www.atn-inc.jp/7133.htm
参照。こちらもEWI曲がかなり含まれてます。
・・・・・・・
ちなみに、、、他ににマイケルの譜面が欲しい場合は
http://www.ibrecker.com/solos.html
・・・とかも。。。
2007.03.14 (Wed)
Nomad Diaries / Chris Minh Doky
(→詳細内容は出版社サイト参照)
の「巻頭スペシャル・インタヴュー」は新作「Nomad Diaries」の国内盤がこの3月に発売になった Chris Minh Dokyのインタビュー、「マイケルとのレコーディング秘話を語る」とのこと。
買って読みました。
そんなに記事の量としては多くないんですが、マイケルのエピソードは泣けました。
その新作は
です。既に今年始めから輸入盤は発売になってまして、HMVその他で買えますが、日本盤はやっと発売。なお、日本盤はボーナストラックがあり輸入盤より3曲多いそうです。
マイケルブレッカーはこの新作にEWIで1曲、テナーで1曲参加。EWIの曲は3曲目の「IF I RUN」。記事によれば最初からマイケルにEWIを吹いてもらうつもりでイメージして作曲したそうです。
Chris Minh DokyのMy Spaceで試聴できます。
ラスト近くのEWIソロ部分はさすがのマイケルだなあ・・・・。
http://www.myspace.com/chrisminhdoky
また、
http://www.youtube.com/profile?user=bassmanm1
でプロモーションビデオが見れます。
2007.03.06 (Tue)
サックス&ブラス・マガジン volume.02
管楽器、それもサックス・トランペット・トロンボーンに焦点を絞った新しい雑誌です。
昨年の創刊号はとりあえず立ち読みだけしまして、この第2号もとりあえず立ち読みでいいかーと思って本屋で眺めてみると、
なんかウインドシンセの記事があってびっくり。
さらに、付属CDに(私的に日本一のアルトだと思っている)池田篤さんの演奏が入っていてびっくり(実質1曲だけだけど)。
ということであきらめて(?)買ってきました。
詳細は

創刊号、Vol.2ともamazonでも買えます。
さて、ウインドシンセの記事は、144~145ページ見開き2ページ。ウインドシンセについての解説と、EWI4000s、WX5/VL70-mの説明。ウインドシンセ収録CDの紹介はかなりマニアックなのもあげられてますし記事内容も簡潔明快にまとまっていてちゃんとウインドに詳しい方が書いていらっしゃるんだなーと嬉しくなりました。もしかして編集部にウインド吹きがいらっしゃるのでしょうか??よろしければ次号以降もウインド関連の記事お願いしたいですね。宮○氏、本○氏に聞くEWIのツボ!なんて記事書いたら、一部の層には飛ぶように売れますよ絶対。
あと、ウインド関連では、その記事の次のページに、WX5/VL70-mの1ページ広告。
それから最初のほう、7ページに、マイケルブレッカー追悼として1ページ、2004年Mt.Fujiでプロトタイプ"アジの開き"EWIを吹く写真がでかでかと。その隣のページにEWI4000sの広告。
タイアップの臭いはともかく、マイケル追悼にわざわざEWIの写真を使うとは、やはりウインド使いが編集部にいらっしゃる???
ところでマイケルブレッカーですが去る2月20日にN.Y.で追悼イベントが行われましたがその様子は
http://jazzfusion.com/live2007/mbmemorial/mbmemorial.htm
で読めますね。それも含めこの訃報に関しては
http://jazzfusion.com/int2007/mbtribute/mbtributetop.htm
http://www.michaelbrecker.info/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&topic_id=59&forum=7
にまとまっていますですね。
遺作CDは5/22発売だそうです
http://www.headsup.com/hype.html
ところで今月のジャズライフ(2007年3月号)にもマイケルブレッカー追悼特集が載ってます。立ち読みで済ませてしまいましたが(汗
立ち読みによると、この春にマイケルブレッカー追悼特集のジャズライフ増刊号が出るらしいので、それは絶対買います!
2007.01.22 (Mon)
BBCネットラジオでM.Brecker追悼番組
http://www.bbc.co.uk/radio3/jazzon3/pip/oguli/
から、
「A tribute to Michael Brecker and Alice Coltrane」の下の
Listen to this episode for up to 7 days after broadcast
をクリック。(要リアルプレーヤ)
内容は上記リンク先に詳しいですが、
98~04年までの番組オリジナル収録(!)のマイケルのライブとインタビューから構成したもの。
インタビューはマイケルのキャリアが本人の口から語られる興味深いものです。
なお直接リアルプレーヤーから聴く場合のURLは
http://www.bbc.co.uk//radio/aod/shows/rpms/radio3/jon3.rpm
です。(環境によっては早送りとかできるようになります)
ちなみにこの「Jazz On 3」ですが、時々大物アーティストのライブが放送されるので侮れなかったりします(つい最近はWayne Shorterのライブがかかってこれはなかなかすごかった。)
タグ : Brecker
2007.01.14 (Sun)
Michael Brecker dies at age 57
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20070114007.html
以下上記リンク先引用
----ここから-----
米テナー奏者M・ブレッカー氏死去
米ジャズ・テナーサックス奏者マイケル・ブレッカー氏が、AP通信によると13日、白血病のためニューヨークで死去した。57歳。
1949年、ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。トランペット奏者の兄ランディとバンド「ブレッカー・ブラザーズ」を、ベース奏者エディ・ゴメスらと「ステップス・アヘッド」を結成。ピアノ奏者ハービー・ハンコックやギター奏者パット・メセニーら著名ミュージシャンと数多くのレコードを制作し、グラミー賞を11回受賞した。
同氏が所属するユニバーサルミュージックによると、70年代に初来日して以来、40回以上の来日公演を行い、多くの日本人アーティストとも競演した。 (共同)
[ 2007年01月14日 10:46 速報記事 ]
----ここまで----
実際この訃報を前にすると大きな喪失感を感じます。悲しい。
なお
http://www.iht.com/articles/ap/2007/01/13/arts/NA-A-E-MUS-US-Obit-Brecker.php
によれば闘病中に制作していたアルバムが2週間前に完成したばかりだったそうです。
・1/16追記
様々なところに追悼文が出ています。今後も出るでしょう。氏がいかに多くのリスナー、ミュージシャン、エンジニアに愛されていたかがわかります。
YouTubeにUPされたファン制作の追悼ビデオ:Tribute to Michael Brecker
曲は『Common ground』
http://www.youtube.com/watch?v=Zdc7S_Ecevw
#馬鹿野郎こんな曲選ぶなよ・・・涙が・・・・・・
公式サイト:ドナー協力への感謝と継続登録のお願い。妻Susanからの感謝とメッセージ。
http://www.michaelbrecker.com/
兄ランディのサイト:ドナー協力への感謝文。
http://www.randybrecker.com/
akai-pro.jp:日本のAKAIもコメントを出してくださいました。
http://www.akai-pro.jp/pgs/right/right_news.html#20070115
#ウインド吹きの気持ちを簡潔に代弁してくださったコメントだと思います。感謝。
公認(?)ファンサイト:追悼ビデオクリップあり
http://www.michaelbreckerliverecordings.com/
公認(?)ファンサイトその2:訃報後トップページだけになってます。
http://www.ibrecker.com/
日本のファンサイト:日本語リソースとしては唯一。
http://www.michaelbrecker.info/
ファンによるマイケルのMyspace。無数のコメントが寄せられています。
http://www.myspace.com/mbrecker
現所属レーベル Headsupのリリース。
http://www.headsup.com/hype.html
リーブマン公式サイト:葬儀後の追悼文
http://orion.addaction.net/~liebman/includes/DL_ReadMore.php?newsid=74
アースキン公式サイト:追悼写真
http://petererskine.com/whatsnewindex.htm
ハンコック公式サイト:追悼文
http://www.herbiehancock.com/news/story.php?sid=50
mixiマイケルコミュ(要mixiアカウント)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=35632
米NPRニュースで流れた約3分の追悼ニュースが聴けます(ネタ元:上記mixiスレ)
http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=6855410
もうひとつYouTubeのTribute Video
http://www.youtube.com/watch?v=c9R2biA6AG8
2週間前に完成したという遺作アルバム情報。ユニバーサルから3月発売。
http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/michael_brecker/index.html
HMVでは早くも予約が。(3月21日発売)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2513953
新作にあわせリーダー作9作が一挙再発
http://www.hmv.co.jp/search/artist/000000000000813/
Michael Brecker Recent Video:例のEWI4000sのデモ。結局、現在公開されているものではこれが最新の映像になるんでしょうか。http://www.youtube.com/watch?v=N4Ex1sC4xMc
Brecker-Metheny-Every Day I Thank You
http://www.youtube.com/watch?v=mJRo0TLiHio
・・・ありがとう。マイケル。
17日さらに追記
BBCのラジオで19日にマイケルと、同週末に亡くなられたAlice Coltraneの追悼番組が予定されています。この番組数日遅れでネットラジオで全世界に流れます。
詳細は↓
http://www.bbc.co.uk/radio3/jazzon3/
ネットにアップされたらまたお知らせします。
2006.10.19 (Thu)
EWI4000sビデオ@akaipro.com & YouTube
EWI4000sの大物プレイヤーによるデモ画像が4つ見れるようになってました
http://akaipro.com/prodEWI4000S.php
から。
----以下引用---
EWI Video Demonstrations (QuickTime)
Michael Brecker Home Demo - 2.39MB
Bob Mintzer Rehearsal Demo - 3.39MB
Mike Phillips Rehearsal Demo - 5.98MB
Steve Tavaglione Home Demo - 14.7MB
----引用ここまで---
Mike PhillipsとMichael Breckerは知ってましたがBob MintzerとSteve Tavaglioneは初めて見ました。
同じものはYouTubeにもあがってます。
Michael Brecker Recent Video
http://www.youtube.com/watch?v=N4Ex1sC4xMc
Bob Mintzer playing the Akai EWI4000s
http://www.youtube.com/watch?v=ZjeZRCZBeIo
MIke Philips on EWI 4000s
http://www.youtube.com/watch?v=5EAjdjwv83Y
Steve Tavaglione plays the Akai EWI4000s
http://www.youtube.com/watch?v=abIjvHLtmfs
Michael Brecker は一番最初の音色はよくわかりませんが、その他は多分ぜんぶソフトシンセ/サンプラー(iMac + Logoc + VSTiその他)だと思います。
Mike PhilipsとBob Mintzerはバンドリハーサルの一部。MintzerはYellowjacetsでの演奏ですね。両方とも内蔵音源による演奏。
Steve Tavaglioneですがさすがです。いきなりEWIでスキャットしてます(笑)
後ろにあるiMac上のソフトシンセ/サンプラーのMIDI 駆動でしょうか?
走ってるソフトは何でしょうね。画面がわかりそうでわからない・・・・
しかしこれでAKAIさん米国大物アーティストはだいたい収録しましたかね。あとはジェフカシワとトムスコットくらいですか?
(http://www.tomscottmusic.com/equipment.htmlによればトムは4000sに乗り換えちゃってます)
その他はYouTube上では検索すればもういろんなのが出てきちゃいますが、
EWI4000s的には
T-SQUARE - REVENGE
http://www.youtube.com/watch?v=oozQxVLEeAY
T-SQUARE - SAYONARA
http://www.youtube.com/watch?v=WaDHAYM469w
で伊藤たけし氏の4000s姿が見れますね。2006年の韓国ライブですか??これ
あと4000sじゃなくて3000なんですが
Michael Brecker plays EWI
http://www.youtube.com/watch?v=kOEF7f2HGoE
S
ong For Barry冒頭のEWIソロパフォーマンス。
ブレッカーのソロEWI ビデオはそれなりの数見ましたが僕の中ではこれがベスト1かも。2:20あたりからのサウンドオンサウンドをつかったソロが凄い。
こんなの見ちゃうとループマシン欲しくなっちゃうな~。
もひとつおまけに
Steps Ahead - In A Sentimental Mood
http://www.youtube.com/watch?v=TPPdtdx8jhw
もありますね。DVD化されてまして皆さんご存知1986年のTokyo Liveから。
何度聴いてもすばらしい。
本家サイトではこの曲の分析記事書いてますんでよろしければお読みください。
http://jazz.page.ne.jp/wx/pages/m050_sentimenal.html
2006.07.04 (Tue)
マイケル@4000s動画
http://www.michaelbreckerliverecordings.com/
で、今度はマイケルが4000sを吹く動画が公開されました。
つい最近の自宅スタジオでの収録だそうです。
VIDEOにAKAIのロゴがかぶってますね。AKAIの展示会等でのデモ用の動画かな???
MIDI駆動でパソコン(Mac)上のソフトシンセ鳴らしてると思われます。
2004年からSteiner-MIDI-EWIで吹いていた音とかフレーズとか仕込み音色とかいっぱい出てきます。
2006.07.03 (Mon)
Michael復活と昔の動画
http://www.michaelbreckerliverecordings.com/
等経由、New York Timesの記事によれば、
6/23のJVC Jazz Festival のハービーハンコックのステージにマイケルブレッカーがシットイン、テナーで一曲演奏したそうです。入院以来初ステージ。
大変嬉しいニュースです。
写真とNew York Timesからの引用が
http://www.michaelbreckerliverecordings.com/
で読めます。
さらに、ちょうど現在そのサイトで、マイケルバンドの1987年のライブ動画がひとつUPされてます。(トップページの下のほうから)
スタイナーホーン(EWIの前身)吹きまくってますよ。かっちょえ~。とりあえず必見。
ちなみにこの頃の演奏はJazzDoorってレーベルから「The Cost Of Living」という名前でCDが出てます。ブート盤ですが。この動画の曲「Choice」も、同じアレンジで入ってます(アドリブとかは相当違いますが)他に2曲でもスタイナーが使われてオススメなんですが、今見たらamazonもHMVも品切れになってました残念。(一応、amazon.co.jpの該当商品へのリンクはコチラ)
タグ : Brecker
2006.04.04 (Tue)
マイケル続報、EWI4000s発売、4000s使用の初CDも発売、PSE
■マイケルブレッカーの御具合
Michael Brecker Fan Siteや海外のマイケルマニアサイトで触れられている通り、Dave Liebmanのサイトの3月末の記事の中程「MIKE BRECKER」の項
http://orion.addaction.net/~liebman/includes/DL_ReadMore.php?newsid=63
で、最近の様子について記載されています。
だんだん回復しているご様子で、なんとなく文脈からはEWIであれこれやっていることがうかがえます。
病気もあってなかなかテナーは吹けないけどEWIの研究ならできるのでやってたのかなと勝手に推測してますが、ウインドシンセ界にとってはこれがほんとの怪我の功名と笑って言えるようになるよう、一日も早い更なる回復を心よりお祈りいたします。
*************************************************
■完全に賞味期限切れのネタで既にいろんなところで紹介されていていまさらなのですが
3/31付けでEWI4000s出荷開始がakai-pro.jpに公開されました。
以下引用
----ここから-------
EWI4000s出荷開始のお知らせ
「EWI4000s」の出荷を4月第2週(4月3日の週)に開始いたします。
詳しくは販売店様へお問い合わせ下さい。
----ここまで-------
最初の2005年11月予定から何度もずれ込みましたがここまで来たことは素直にうれしい。
なんかもうAKAIブランドに対してはメーカーと消費者というよりは楽器職人とパトロンという関係に近いような雰囲気も感じてます。それがいいことなのかどうかはわかりませんが。
なお米国では既に流通していて、米国サイトでは4000s用OSのアップデータも出ていますね。
http://www.akaipro.com/supportos.php#EWI4000S
***************************************************
■T-SQUAREの新作「Blood Music」は、EWI4000s使用
4月発売のT-SQUAREの新作ですが、インタビューが出ていました。
http://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=603280042
それによれば、今回のEWIは発売前のEWI4000sを使用とのこと。
----------ここからインタビュー記事引用----------
今回は新しいEwiを使いました。4000というやつがこれから発売されるんですけど、それをプリプロの時に吹いてみたら、エンジニアがレンジの広さが違うと言ったので、レコーデイングで使いました。これまで使ったことのない音色など、新しい発見もできましたね。?のような楽曲で[歌えた]のは僕にとって画期的です。前のEwiでは表現できませんでした。今回の新Ewiで、これまでできなかった[大きさ]を表現できたんです。」
----------ここまで----------
とのこと。なかなか興味深いですね。おそらく4000sを使用して発表される世界初のCDではないでしょうか。
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**********************************************
■PSE
完全にネタとしては古いですがこんなのもありましたなー。一応僕も3月にはJSPAでやってたネット署名で署名などしてはみましたが、集まったのが約75000通というのは少ないような気も。とりあえずお役所も中途半端に動いてビンテージリストなるものを公表したわけですが
http://www.meti.go.jp/press/20060330004/20060330004.html
ほんとにいいかげんだなー。えーと、僕の楽器ではKAWAI K1RもK1IIもYAMAHAのTXもQY10もQY70もWXもVL70mもビンテージ認定ですね。ありがとう!?
ここらへんの認定基準(?)についてはJWSAのよしめめ氏が詳しく書いていらっしゃいますので参照ください。
http://cgi18.plala.or.jp/tk_homep/jwsa_bbs/yybbs.cgi
の3/31付け、No.3833の投稿です。
2006.01.05 (Thu)
マイケルブレッカー容態の良い知らせ
とりあえずホッ。さらなる回復をお祈りします。
そういえばつい先日、中古CD屋で偶然、2004年のクインデクテットのロンドンでのライブのブート盤を見つけました。ラッキー!
音源は昨年BBCのネットラジオで
放送されたものと同じでした4曲目の冒頭にたっぷりEWIソロパフォーマンスが収録されています。
EWI4000sは発表されたけど、マイケルはSteiner"弁当箱"MIDI-EWI+ぱわぶくを使い続けるのかな・・・・?さて、さて。
タグ : Brecker
2005.08.15 (Mon)
2004~05年・新型EWIを使ったマイケルブレッカー情報まとめ
マイケルブレッカー@EWI探偵団その6ということで
2004年前半~2005年前半までのマイケルブレッカーが再び使いだした新型EWIプロトタイプに関する情報をまとめてみました。
http://jazz.page.ne.jp/wx/pages/m060_2004kizai.html
昨年の衝撃のMt.Fujiから約1年がかりでやっと公開できました
秋には楽器フェアがあるし、万々が一、そこでなにかしら発表されちゃったりすると推定で書いていた情報が全く無駄になっちゃうってんで夏休みの宿題よろしくなんとか書き上げました。
あらためて調べてみると、ついには無線MIDI機器つかって、ワイヤレスEWIまで実現してたんですねーー。びっくり。
なおこのBlogの名前を「ウィンドシンセサイゾニストって言ったら舌噛んだ日記 II」から
シンプルに「WX5 workbook Blog」に変えました。
前回のはあまりにも長すぎるように思えましたので・・・。
2005.07.31 (Sun)
Michael Brecker Needs Your Help
2005.06.30 (Thu)
Farmers Market
マイケル・ブレッカーが血液がん--骨髄異形成症候群--だそうです
日本語ソースだと
http://www.michaelbrecker.info/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=23&forum=7&post_id=40#forumpost40
や
http://www.jazzfusion.com/info/breckerill.htm
骨髄異形成症候群については前述サイトからのリンクより
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pro/cancer/020302.html
とにかく・・・・・心から回復をお祈りいたします!御願い!
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そんなさなかですが某巨大掲示板経由の情報によりますと
"Farmers Market" というブルガリア系(?)ジャズ(?)バンドのライブにマイケル氏が度々参加しているそうで
その公式ページ
http://www.farmers-market.net/multimedia.php
にライブの模様がダイダイテキに公開されているとのこと。
というわけでとりあえず半分くらい聴いたところですが
・・スゴイよこれ!!!!面白い!!!しかも凄いテクニック!!
マイケル氏は2003年、2004年、どちらも参加してましてなんと!
Nothing PersonalとかItsbynne ReelとかIn A Sentimental Moodとかやってますよ!
曲名からして一瞬EWI出るかと思いましたがテナーだけでした。
しかし!
聴けばわかりますがこれらの曲が今まで聴いたこともないアレンジですんごいことになってます。
In A Sentimental Moodなんかマイケル最初すんごくやりにくそう・・というか雰囲気を探りながら吹いてのが感じられてほほえましいですがすぐに順応して白熱。
マイケルはあいかわらずすごいけど、このバンドも凄いっすね。
恥ずかしながら全然知りませんでした
良いもん聴かせてもらった~。ちょっとカルチャーショック。
というわけで感謝の気持ちの勢いで
amazonでポチッとしてしまいました。
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は~やくとどかないかな!
2005.03.01 (Tue)